• くらし・手続き
  • 子育て・教育
  • 健康・福祉
  • 文化・スポーツ
  • 産業・ビジネス
  • まちづくり・環境
  • 安全・安心
  • 市政情報

現在地:

更新日:2024年3月7日

印刷する

ヒトパピローマウイルスワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)積極的勧奨の再開について

 ヒトパピローマウイルスワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)の予防接種は平成25年4月から定期予防接種となりましたが、接種後にワクチンと無関係とは言い切れない多様な症状が起きた、という報告がありました。
 このことから同年6月から定期予防接種ではありますが、接種後の副反応などの発生頻度がより明らかになるまで個別の接種勧奨を差し控えることが国により決定されました。
 令和3年11月に厚生労働省が開催した専門家の会議で、改めてヒトパピローマウイルスワクチンの安全性が他の定期接種のワクチンと比べて特に低い訳ではないことが確認され、接種によって子宮頸がんを予防できるという有効性が副反応のリスクを明らかに上回ると認められ、積極的勧奨を再開することが決定しました。

 この決定を受けた最新の情報や市の方針は以下のとおりです。

 積極的勧奨・・・市町村が接種対象者やその保護者に対して標準的な接種期間の前に接種を促すお知らせなどを送ること等により接種をお勧めする取り組み

定期接種対象者について

  定期接種対象者(小学校6年生から高校1年生相当)に対して、令和4年4月に、ヒトパピローマウイルスワクチンの予診票等を個別に送付しました。

キャッチアップ接種対象者について

 平成9年4月2日から平成19年4月1日生まれの女性で、ヒトパピローマウイルスワクチンを合計3回接種していない方を対象に、キャッチアップ接種を行います。キャッチアップ接種とは、公平な接種機会を確保する観点から、令和7年3月31日まで従来の定期予防接種の対象年齢を超えて公費(無料)で接種が受けられるものです。
 令和6年度は平成9年4月2日から平成20年4月1日生まれの女性もキャッチアップ接種の対象になります。

  キャッチアップ接種対象者に対して、令和4年7月に、ヒトパピローマウイルスワクチンの予診票等を個別に送付しました。
 くわしくは、以下のリンク先をご覧ください。

接種スケジュール

 ワクチンは3種類あり、同じ種類のワクチンを3回接種します。
 しかしながら、2価または4価HPVワクチンで規定の回数の一部を完了し、9価HPVワクチンで残りの回数の接種を行う交互接種についても、実施して差し支えないこととしています。
 
ワクチンの種類と接種のスケジュール
ワクチンの種類 回数 標準的な接種期間 法定対象年齢
2価(サーバリックス) 3回 1回目から1か月以上あけて2回目を接種した後、1回目から6か月以上あけて3回目を接種
(注意)ただし、当該方法をとることができない場合は右表「法定対象年齢」内の間隔で接種
1回目から1か月以上あけて2回目を接種した後、1回目の接種から5か月以上、かつ2回目の接種から2か月半以上あけて3回目を接種
4価(ガーダシル) 3回 1回目から2か月以上あけて2回目を接種した後、1回目から6か月以上あけて3回目を接種
(注意)ただし、当該方法をとることができない場合は右表「法定対象年齢」内の間隔で接種
1回目から2か月以上あけて2回目を接種した後、2回目の接種から3か月以上あけて3回目を接種
9価(シルガード9) 2回または3回 【1回目接種を15歳までに受ける場合】
1回目と2回目を6か月以上あけて2回接種
【1回目接種を15歳になってから受ける場合】
1回目から2か月以上あけて2回目を接種した後、1回目から6か月以上あけて3回目を接種
(注意)ただし、当該方法をとることができない場合は右表「法定対象年齢」内の間隔で接種
【1回目接種を15歳までに受ける場合】
1回目と2回目を6か月以上あけて2回接種
【1回目接種を15歳になってから受ける場合】
1回目から1か月以上あけて2回目を接種した後、2回目から3か月以上あけて3回目を接種

接種の際に必要なもの

  • 母子健康手帳(お持ちの方)
  • 予診票
  • 成田市の住民とわかるもの(健康保険証など)
  • (接種日当日、13歳以上16歳未満で、保護者が同伴しない場合のみ)保護者が署名した説明書

接種ができる場所

 成田市内の実施医療機関または千葉県内の定期予防接種相互乗り入れ協力医療機関で接種が受けられます。事前に医療機関にご連絡をお願いします。
 ヒトパピローマウイルスワクチンの接種について、入院や就学などの事情で、千葉県外で接種をご希望の方は、接種を受ける前に「予防接種依頼書」交付申請の手続きをしてください。
 くわしくは、以下のリンク先をご覧ください。

ヒトパピローマウイルスワクチンを含む予防接種についての相談

 厚生労働省では、「感染症・予防接種相談窓口」を開設しています。下記相談窓口では、ヒトパピローマウイルスワクチンを含む、予防接種、インフルエンザ、性感染症、そのほかの感染症全般についての相談に応じています。

電話番号:03-5276-9337
受付時間:午前9時から午後5時(土曜日、日曜日、祝日、年末年始は除く)

9価ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチン(シルガード9)の定期接種について

 ヒトパピローマウイルス(HPV)の予防接種(子宮頸がん予防)のうち、公費で接種ができるのは、2価ワクチン(サーバリックス)と4価ワクチン(ガーダシル)でしたが、令和5年4月1日から、9価ワクチン(シルガード9)も公費で接種ができるようになりました。

関連リンク

このページの資料をご覧になるにはAdobe Acrobat Reader(無償)が必要です。
ソフトウェアをお持ちでない方は下記ボタンよりダウンロードしてください。

Adobe Acrobat Reader
PDFファイルを閲覧・印刷することができます。

このページに関するお問い合わせ先

健康こども部 健康増進課

所在地:〒286-0017 千葉県成田市赤坂1丁目3番地1(保健福祉館内)

電話番号:0476-27-1111

ファクス番号:0476-27-1114

メールアドレス:kenko@city.narita.chiba.jp