昭和62年に供用を開始した、旧「成田浄化センター」は、経年劣化による施設設備の老朽化が進行していたこと、また、処理対象物のうち、当時のし尿中心の性状に比べ、近年では浄化槽汚泥の占める割合が増加し、安定した適正処理を行うため施設の更新が急務となっていたことから、環境省の循環型社会形成推進交付金を活用し、し尿、浄化槽汚泥等の有機性廃棄物を処理するとともに、資源を回収する施設である「汚泥再生処理センター」としての建設を令和5年度から着手、令和7年9月末に完成を迎えました。
新たな施設は、ネーミングライツを活用し「Kanadevia 成田浄化センター」として、令和7年10月より供用を開始しました。
Kanadevia成田浄化センターは、成田市民の皆様にとって欠かせない生活インフラ施設として、安心・安全な施設運営に努めてまいります。
施設概要
【施設の名称】Kanadevia 成田浄化センター
【施設の場所】成田市吉倉127番地1
【計画処理量】し尿 7kL/日
浄化槽汚泥 76kL/日(農業集落排水汚泥0.8kL/日を含む)
合計 83kL/日
【処理方式】 水処理方式:浄化槽汚泥の混入比率の高い脱窒素処理方式
(前脱水+膜分離後負荷脱窒素処理+高度処理(活性炭吸着)+紫外線消毒)
資源化方式:汚泥助燃剤化方式
施設外観写真
落成式を実施しました
令和7年10月1日、Kanadevia成田浄化センターの落成を記念し、落成式を実施しました。
Kanadevia成田浄化センターの運営について
成田浄化センター整備・運営事業はDBO方式により実施されています。
D(Design)及びB(Build)については、施設が完成したことにより達成され、残るはO(Operate)、つまり運営部分となります。
運営部分である、運転・維持管理は、成田浄化センター整備・運営事業のためのSPC(特別目的会社)である、成田アクアテクノロジー株式会社により、15年間行われます。
【運転・維持管理期間】
令和7年10月1日から令和22年9月30日まで(15年間)
各種関連ページのご案内
Kanadevia成田浄化センターのページ(環境衛生課)
施設見学のお申込みをご希望の方は、こちらをご確認ください。
ネーミングライツに関すること
Kanadevia成田浄化センターのネーミングライツ(施設命名権)制度に関することについては、こちらをご覧ください。
成田浄化センター整備事業のこれまでのあゆみ
施設整備の方針
- 安定的、効率的な施設の処理能力
- 経済性に配慮した施設
- 災害に対して強靭かつ安全な施設
- 環境に配慮した施設
- 将来の施設整備を踏まえた周辺公共施設との一体的な整備
発注及び受注者の募集・選定(終了しました)
施設の整備にあたり、民間事業者のノウハウや施工実績を踏まえた技術提案により、施設の性能や工事の効率性の向上及びコスト削減効果を期待し、設計、施工、運営・維持管理を一括発注する「DBO方式」を採用しました。また、受注者の募集及び選定は、一般競争入札による「総合評価一般競争入札方式(高度技術提案型)」により実施しました。
事業名
成田浄化センター整備・運営事業
建設場所
千葉県成田市吉倉127番地1(成田浄化センター敷地内)
工事期間
本契約成立後発注者の指定する日から令和7年9月30日まで
計画処理量
し尿 7KL/日
浄化槽汚泥 76KL/日(農業集落排水汚泥0.8KL/日を含む)
合計 83KL/日
処理方式
水処理方式:浄化槽汚泥の混入比率の高い脱窒素処理方式
資源化方式:汚泥助燃剤化方式
完成予想パース図
施設整備に係る事項及び経過
施設整備に係る事項及び経過については、下記のとおり公表する。
〇実施方針の公表について(令和4年7月26日公表)
質問・意見書の締め切り 令和4年8月1日(月曜日) 午後5時まで
(質問・意見書の受付は締め切りました。)
提出方法 メールにて提出
提出先 実施方針 第9章 2.問合せ先
〇実施方針に対する質問・意見書の回答について(令和4年8月8日公表)
〇特定事業の選定について(令和4年8月17日公表)
〇入札公告について(令和4年8月19日公表)
〇募集要項に係る質問に対する回答について(第1回)(令和4年9月6日公表)
〇募集要項に係る質問に対する回答について(第2回)(令和4年10月7日公表)
〇総合評価一般競争入札の結果(令和5年2月1日公表)
民間資金等活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律(平成11年法律第117号。以下「PFI法」という。)に準じ実施した「成田浄化センター整備・運営事業」について、総合評価一般競争入札方式(高度技術提案型)により、落札者を決定しましたので公表します。
〇審査講評について(令和5年3月31日公表)
〇費用対効果分析について(令和5年4月28日公表)
このページの資料をご覧になるにはAdobe Acrobat Reader(無償)が必要です。
ソフトウェアをお持ちでない方は下記ボタンよりダウンロードしてください。

Adobe Acrobat Reader
PDFファイルを閲覧・印刷することができます。