成田市地球環境保全協定について
地球環境にやさしい取り組みをはじめてみませんか?
市では、温暖化などの地球環境問題への対策として、事業者と協定を締結し、協働して環境保全活動を実施していくため、「成田市地球環境保全協定実施要綱」を制定し、平成25年4月1日から運用を開始することとしました。
成田市地球環境保全協定概要
目的
成田市地球環境保全協定は、事業者の自主的な環境保全策を促進し、事業者と市が協働して環境への負荷が少ない持続可能な循環型社会を構築することを目的としています。この協定は事業者と市との間で締結するものですが、規制という概念ではなく、事業者が自主的に行動していただくことを目指した紳士協定です。
対象
市内に事業所があり、そこで事業活動を行っている事業者が対象です。
実施内容
協定書に定める環境保全策に取り組んでいただくとともに、エネルギー使用量等の具体的な削減目標を事業者自身が設定し、その達成状況や改善点等を毎年、市に報告していただきます。
協定締結のメリット
社会全体として
事業者として
- 環境保全への対応力が強化され、競争力の向上や経費のコストダウンに寄与します。
- 取引関係先、顧客などへの信頼性やイメージの向上が図られます。
そのほか、市の融資制度(環境経営支援資金)を受けることができるようになります(別途融資に関する条件や審査等があります)。
融資制度については中小企業金融支援ページをご覧ください。
協定を結ぶための手続き等
手続きの流れ
- 申出書(第1号様式)と協定書(第2号様式)(注1)に必要事項を記入のうえ、郵送または環境計画課窓口に持参してください。
- 記載内容を確認後、協定書の1部を返送します(もう1部は市で保管します)。
- 協定締結後は協定書に定めている省エネルギー・省資源を中心とした環境保全策を各自で取り組んでいただくとともに事業者自身においてエネルギー使用量等の具体的な削減目標を設定し、その達成状況や改善点等について毎年報告してください。
(注1)協定書(第2号様式)は2部提出してください。
様式等
注意事項
- 第2号様式はA4サイズ・両面印刷1枚で提出をお願いします(A4サイズ・片面印刷2枚は不可)。
- 各様式において、余白部分等に内容と無関係な記載(プリンターの端末番号等)があると申請を受けられない場合がありますのでご注意ください。
- 記入方法、そのほか不明な点がありましたら下記の問い合わせ先までご連絡ください。
締結事業者の取組事例について
成田市地球環境保全協定を締結している事業者を訪問し、環境配慮への取組を取材させていただきました。
株式会社秋葉牧場(成田ゆめ牧場)平成25年5月10日締結
株式会社秋葉牧場では、施設内の照明を従来の白熱灯に比べ電力使用量を削減できるLED照明に交換することや、エアコンの室外機に修復材を入れ冷却性能を向上させ、電力使用量の低減を図る取組を実施しました。これらの取組により、電力使用量の削減を達成しました。
また、緑のカーテンの設置や低公害車の導入なども実施しました。
設置されたLED照明
有限会社堀越工務店 平成25年8月19日締結
有限会社堀越工務店では、太陽光発電システムを導入し、電力の発電量や使用量をモニターで確認することにより消費電力量の削減に努めました。また、低公害車の導入や裏紙の再利用による用紙の使用量の削減する取組を実施しました。
モニターで発電量等を視覚化
株式会社ロジックスライン 平成25年11月21日締結
株式会社ロジックスラインでは、事務所の屋根に太陽光パネルを設置し、発電した電力を使用することで環境負荷の低減及び電力コストの削減に成功しました。運送事業で使用するトラックについてエコ運転に努め、「東京都貨物輸送評価制度」に4年連続エントリーし、平成28年度、平成29年度、令和元年度と5段階評価で最高評価である、3つ星と評価されました。従業員が高い意識を持って環境配慮行動を実施しました。
エコ運転に対する評価
誠光電設株式会社 平成26年2月21日締結
誠光電設株式会社では、事務所内の照明を従来の白熱灯に比べ電力使用量を削減できるLED照明に交換し、電力使用量の低減を図る取組を実施しました。また、営業等に使用する自動車を水素を動力とする燃料電池自動車にすることで環境負荷の低減を図っています。
導入された燃料電池自動車
参考リンク
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