成田市は、「世界連邦平和都市宣言」および「非核平和都市宣言」を行っている「平和宣言都市」です。世界の恒久平和を願い、また「平和で住みよい国際都市づくり」を目指し、さまざまな平和啓発活動を行っています。
平和事業について
平和啓発活動の推進
平成24年5月31日、世界の恒久平和を願う市民の協力と参加のもと、平和啓発事業を市民と行政が一体となって全市的に展開するため、「成田市平和啓発推進協議会」が発足しました。
非核・平和活動の推進
- 広島、長崎被爆写真展を開催(毎年7月から8月/市役所1階ロビー、他)
- 「原水爆禁止国民平和大行進」への支援「千葉県反核平和の火リレー」への支援
戦争体験記録
世界連邦平和都市宣言
(昭和33年10月31日宣言)
成田市は、宗教観光都市として、世界連邦建設の趣旨に賛同し、自ら永遠の平和都市となることを決意し、全世界の恒久平和確立と人類の福祉増進に努力せんとするものである。
右宣言する。
非核平和都市宣言
(平成7年2月21日宣言)
世界の恒久平和は、全世界の人々の共通の願いである。
我が国は世界で唯一の核被爆国として、広島・長崎に原爆が投下されて本年で50年目を迎える。
我々は、被爆者の苦しみを全世界の人々に訴え、再びこの地球上にあの惨禍を繰り返すことのないよう強く望むものである。
このため、平和を希求する我々成田市民は、我が国の国是である非核三原則が完全実施されることを願い、全世界の人々と共に、核兵器の廃絶、 恒久平和確立のためここに「非核平和都市」を宣言する。
平和と繁栄の像
世界連邦平和都市宣言(昭和33年10月31日)の記念に建立されたブロンズ像。
旧庁舎完成時に株式会社米屋本店から寄贈されたものである。
成田市平和のためのメンヒル
世界連邦平和都市宣言の宣言文を刻む花崗岩のメンヒル。
碑文には、「四海之内皆兄弟也―成田市は昭和33年10月永遠の平和都市となることを決意し、世界連邦平和都市宣言をいたしました。今般の新庁舎竣工を機に世界の恒久平和確立と人類の福祉増進のため、更に努力せんことを誓い、ここに平和を愛する成田市民の心の象徴として、この平和の塔を建立いたしました。平成元年4月吉日」と刻んであります。
(メンヒル…細長い自然石を垂直に立てた巨石記念物の一種。記念碑、墓碑、宗教的意味をもつものなどの説があるが一定しない。”メン”は石、“ヒルは細長い”という意味。)
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