生活支援コーディネーター(地域支え合い推進員)
2025年には,団塊の世代が75歳以上の後期高齢者に到達し、3人に1人が65歳以上、5人に1人が75歳以上と推計されています。誰もが住み慣れた場所で、最期までその人らしい生活を継続していくための地域包括ケアシステムの構築が必要となります。
市では高齢者の生活支援・介護予防サービスの体制整備を推進していくため、地域資源の開発,地域のネットワークづくり等を行う「生活支援コーディネーター(地域支え合い推進員)」を5名配置しています。
なお、5名の配置及び担当圏域は以下のとおりです。
- 第1層:成田市全域(1名)
- 第2層:西部南圏域(1名):成田、中郷地区
- 第2層:西部北圏域(1名):ニュータウン、八生、豊住地区、はなのき台
- 第2層:西部西圏域(1名):公津地区(はなのき台を除く)
- 第2層:南部圏域 (1名):遠山地区
- ただし、東部圏域:下総、久住、大栄地区の生活支援コーディネーターについては、配置を準備しています。困りごとがありましたら成田市全域のコーディネーターが対応しています。
地域ボランティアによる児童ホームへの手作りマスクの寄贈について
生活支援コーディネーターは、普段は地域の会合等に出向き、情報収集や不足しているサービスの検討等、地域に密着した活動を行っています。
しかし、新型コロナウイルス感染症の拡大により緊急事態宣言が発令されたことから多くの会合が中止となり、今までのような活動ができない状況です。
そこで、このような状況でも取り組める活動として、第2層の生活支援コーディネーターが地域のボランティアに呼び掛け、西部南・西部北圏域の児童ホームに手作りマスクを寄贈する企画を行いました。多くのボランティアの方々のご協力により、心のこもったマスクをお渡しすることができました。(令和2年5月)
加良部・加良部第二児童ホーム
新山第一・新山第二児童ホーム
橋賀台児童ホーム
成田・成田第二児童ホーム
美郷台児童ホーム
吾妻第一・吾妻第二・吾妻第三児童ホーム
上記以外の児童ホーム(神宮寺,向台第一・向台第二,中台,玉造)にも寄贈いたしました。
地域のボランティアが作成した心のこもったマスク
WITHコロナ手帳
買い物支援への取り組み
高齢化や核家族化の進行などによる影響から高齢者などの「買い物困難者」が増加しており、日常生活に不可欠なサービスの利用が難しくなっています。そのため、生活支援コーディネーターが買い物支援が必要な地域の情報収集や、安全に買い物が行える候補場所の選定を行い、企業と協力することで身近な場所で移動販売車による買い物が行えるようサービスの充実に努めています。
また、社会福祉法人等のバスを提供していただき、民生委員等の地域ボランティアの協力のもと、買い物バスツアーを企画・実施しています。なお、買い物バスツアーは、新型コロナウイルス感染症の緊急事態宣言等の発出期間中は、感染予防の観点から中止することがあります。