「石油類燃料の供給に関する協定」締結式を行いました

　巨大地震や、台風をはじめとする大規模な風水害時には、長時間に及ぶ停電の発生が懸念されますが、水道は一時も欠かすことのできない重要なライフラインです。
　成田市水道事業及び成田市簡易水道事業では、停電に備え11箇所の配水場と1箇所の浄水場に非常用発電設備を設置していますが、停電時、非常用発電設備の稼働時に燃料が無くなると、非常用発電設備が停止するとともに、水道施設も停止し断水に至ってしまいます。
　先に発生した東日本大震災時には、石油類燃料の確保が困難な状況であったため、成田市農業協同組合に協定締結を発案したところ、快諾を頂いたことから「石油類燃料の供給に関する協定」の締結に至ったものです。

　本協定は、災害時等における長時間の停電においても水道施設の運転を継続するため、円滑に非常用発電設備の燃料、及び車両燃料の供給を受けるものです。