ジェネリック医薬品(後発医薬品)とは
医療機関で処方される薬には、新薬(先発医薬品)とジェネリック医薬品(後発医薬品)があります。
先発医薬品は、最初に製造・販売される薬です。開発に長い時間と膨大な費用がかかるため、開発メーカーが独占的に販売できる特許期間があります。
特許期間が終わると、他メーカーが同じ成分の薬を開発・販売できるようになります。これがジェネリック医薬品(後発医薬品)です。
ジェネリック医薬品(後発医薬品)は、新薬(先発医薬品)と同一の有効成分を含み、効き目や安全性が同等であると厚生労働省が承認した薬です。(新薬すべてにジェネリック医薬品があるわけではありません)
ジェネリック医薬品(後発医薬品)の利用促進は、高額の新薬(先発医薬品)に代えてジェネリック医薬品(後発医薬品)を使用することで、患者負担の軽減や医療保険財政の改善が期待されています。厚生労働省が推進している施策の1つでもあり、積極的な取り組みを求めています。
ジェネリック医薬品差額通知
処方されている薬にジェネリック医薬品はあるのか、ジェネリック医薬品に切り替えた場合、薬代がどれくらい軽減されるのか、その一例を試算した「ジェネリック医薬品に関するお知らせ」をお送りします。
「ジェネリック医薬品に関するお知らせ」をお送りする対象の方
- 成田市の国民健康保険に加入されている18歳以上の方
- ジェネリック医薬品に切り替えた場合に削減できる自己負担額が一定以上の方
通知時期
毎年6月、9月、12月、3月の年4回
このお知らせは、みなさまの選択肢を増やすための情報提供であり、必ずしもジェネリック医薬品に切り替えていただかなければいけないものではありません。
「ジェネリック医薬品に関するお知らせ」の送付を希望されない方は、保険年金課にご連絡ください。
お薬手帳について
多くの薬を服薬することで副作用を起こしやすくなることがあります。ご自身が服薬している薬の管理のためにお薬手帳を持ちましょう。
また、すでにお薬手帳を持っている方や飲んでいるお薬の種類が多い方も、お薬手帳は1冊にまとめ、病院を受診する際に忘れずに持参しましょう。
令和6年10月からの 医薬品の自己負担の新たな仕組み
令和6年10月1日より、後発医薬品(ジェネリック医薬品)があるお薬で先発医薬品の処方を希望される場合は特別の料金をお支払いいただくようになりました。