くらし・手続き
令和7年4月1日より市営水道料金が変わります
将来にわたって安全・安心な水道水を安定的にお届けするため、水道料金の改定を行います。
料金改定の背景
成田市水道事業は、平成24年度の料金改定以降、経営の効率化により現行の料金体系を維持しつつ、安全・安心な水道水の安定供給のため、老朽化した施設・管路の更新や耐震化に取り組んできました。
しかしながら、施設整備による減価償却費の増加,取水施設の老朽化に伴う取水量の減少等による印旛広域水道用水供給事業からの受水量の増加、昨今の物価高騰の影響等により、令和2年度以降4期連続で赤字決算となっており、令和5年度には繰越欠損金が生じました。
今後についても、給水人口は増加傾向となっていますが、節水意識の向上やライフスタイルの変化等により一般家庭での水道使用量は減少傾向であり、給水収益の大幅な増収は見込めない一方で、施設・管路の老朽化対策や近年の激甚化・頻発化する災害に対応するための整備を計画的に進めていく必要があることから、厳しい経営状況が続く見込みです。
このままでは、令和9年度には、資金残高が枯渇して事業が継続できなくなる見込みであることから、市民生活や社会経済活動を支える重要なライフラインである水道事業を将来にわたって持続的かつ健全に経営していくため、料金改定を実施するものです。
利用者の皆様にはご負担をおかけすることになりますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
料金改定の内容
令和7年4月1日使用分から市営水道料金を約20%値上げします。
改定後の料金については以下のとおりです。今回の改定では、県営水道(成田ニュータウン地区)及び簡易水道料金並びに給水申込納付金については変更ありません。
改定の対象となるエリアのご確認については、以下のリンクの内「市営水道」の字一覧をご確認ください。
水道料金の計算例
一般家庭における水道料金の例として、口径20mmとして、2カ月間で40㎥使用した場合の計算例については以下のとおりとなります。
計算式=(基本料金+従量料金)×2カ月
(1)基本料金は、1,254円になります
(2)従量料金は、1月20㎥の使用として計算します。
1から10㎥ 74円80銭×10㎥=748円
11から20㎥ 198円×10㎥=1,980円
748円+1,980円=2,728円になります。
(3)2カ月分の料金を計算します。
(1,254円+2,728円)×2カ月=7,964円となります。
使用期間が4月1日をまたがる場合の水道料金の計算例
令和7年4月1日から料金を改定しますので、使用期間が4月1日をまたがる場合の水道料金は、前回の検針日の翌日から3月31日までの使用日数と、4月1日から今回の検針日までの使用日数で日割り計算します。
この場合の水道料金の計算式は、次のとおりです。
(旧料金×検針日から3月31日までの使用日数/使用日数)+(新料金×4月1日から検針日までの使用日数/使用日数)
水道料金改定までの経緯
水道事業運営審議会における料金改定までの審議内容については、以下のリンクをご確認ください。
【関連】持続可能な水道事業運営に係る課題について
老朽化対策等の取り組みや財政上の課題について、以下のリンクをご覧ください。
【参考】令和7年4月1日時点の印旛管内の水道料金
本市と同様に印旛広域水道用水供給事業から受水している印旛管内の水道事業体と比較すると、料金改定後も印旛管内平均を下回る見込みです。
以下は、モデルケースとして、一般家庭で主に使用される「口径20mm」で2か月に40㎥使用した場合の水道料金(税込)の比較です。
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