LGBT(性的少数者)について考えよう
LGBTとは、次の言葉の頭文字をとって組み合わせた言葉で、性的少数者 (セクシャルマイノリティ)を表す言葉の一つとして使われることもあります。
- 【L レズビアン】 女性同性愛者。心の性が女性で、同性である女性を好きになる人
- 【G ゲイ】 男性同性愛者。心の性が男性で、同性である男性を好きになる人
- 【B バイセクシャル】 両性愛者。女性を好きになることも、男性を好きになることもある人
- 【T トランスジェンダー】 生まれたときに割り当てられた性別と違う性別で自分を認識している人
また、 LGBTだけではない性のあり方があることから、LGBTQと表記されることもあります。
- 【Q クエスチョニング】 自分の性のあり方について「わからない」「迷っている」「決めたくない」など
- 【Q クィア】 LGBTのどれにも当てはまらない方の総称
LGBT(性的少数者)といわれる方々は、周囲の理解不足や偏見などにより、社会の中で様々な困難に直面しています。多様な性の在り方について、お互いが認め合い、自分らしく生きる社会を目指しましょう。
多様化する性のあり方
セクシュアリティ(性のあり方)のあり方は男性・女性の2通りだけではありません。
次の3つの要素をもとに様々なセクシュアリティが存在します。
- 体の性……性染色体などから決定される生物学的な性
- 心の性……自分自身が認識している性(性の自認)
- 好きになる性……恋愛や性愛の対象となる性(性的指向)
「体は男性だけど、性自認は女性」、「体は女性だけど、性自認は男性」、「体は男性だけど、性自認はどちらでもない」など性と性自認が異なる人もいます。
また、性的指向については、異性を好きになるとは限りません。同性 を好きになったり、女性、男性両方を好きになったり、恋愛感情を持たない人もいます。
市の相談窓口
自分や家族のことについて相談できる市の窓口などをご案内します。
もめもごと・なやみごと・苦情相談
もめごと悩みごと(いやがらせなど)について、人権擁護委員が相談をお受けします。
開催日:毎月第4火曜日 10時から12時、13時から15時
くわしくは下記リンク先をご覧ください。
女性のための相談(予約制)
女性相談員が(カウンセラー)が、家族や人間関係の様々な問題をお聞きします。
開催日:毎週木曜日 10時から12時、13時から15時
予約制となっております。くわしくは下記リンク先をご覧ください。
無料専用相談窓口
よりそいホットライン 性別の違和や同性愛に関わる相談
セクシュアルマイノリティ専門ラインでは、LGBT当事者であることや、性別違和感について誰にも話せないでいる、そのために将来に不安があるがどうしたらよいのかわからない、などセクシュアリティに関わる悩み、困りごとについてお聞きしています。
(24時間フリーダイヤルの相談窓口)
一人で悩まず相談しよう みんなの人権110番
多様な性について考えよう 性的指向と性自認
全国の法務局・地方法務局では、面接や電話、インターネット等で人権相談を行っています。
人権相談等で性的指向や性自認に関し、人権侵害の疑いのある事案を認知した場合は、人権侵犯事件として調査を行い、その結果を踏まえて、事案に応じた適切な措置を講じています。