【国指定史跡】龍角寺古墳群・岩屋古墳

　龍角寺古墳群は、成田市から栄町に所在し、114基の古墳が確認されています。そのほとんどは、千葉県立房総のむらの中にあります。日本最大規模の方墳である｢岩屋古墳｣（栄町）のみの指定でしたが、エリアが拡大され、古墳群全体が追加指定となりました。
　成田市市域に含まれる古墳は29基あり、その中でも、龍角寺101号墳はもっとも著名な円墳です。旧学習院初等科正堂の南150メートル、坂田ヶ池の北の台地上に所在します。墳丘径約25メートル、高さ3.6メートルで二重に周溝が巡る円墳です。発掘調査の成果を基に築造時の状態が復元展示され、円筒埴輪が巡らされた様子や人物埴輪などが立ち並び往時の古墳の姿がよくわかります。

名称　龍角寺古墳群・岩屋古墳（りゅうかくじこふんぐん・いわやこふん）
種別　史跡　　
所在地　成田市大竹　他
所有者又は管理者　国・千葉県・栄町・成田市・個人
追加指定・名称変更／平成21年2月12日（岩屋古墳：昭和16年1月27日指定）
公開／非公開　公開