くらし・手続き
成田市飼い主のいない猫の不妊手術及び去勢手術費補助金制度について
成田市では、飼い主のいない猫の自然繁殖を抑制し、苦情や殺処分を減少させ、ひいては市民の生活環境の保全及び動物愛護精神の普及を図ることを目的として、市内に生息する飼い主のいない猫に対する不妊手術又は去勢手術費の一部を補助します。
補助金申請できる方
補助金の交付を受けるには、飼い主のいない猫愛護員として市に登録しなければなりません。(活動地域、管理している猫も登録します。)
- 飼い主のいない猫愛護員に登録できるのは、本市の住民基本台帳に記録されている方
- 本市に勤務している方(本市に勤務していることが証明できる書類又はその写しが必要)
注意 飼い主のいない猫愛護員に登録されると登録証が交付され、その有効期間は、登録をした日から5年間となります。
飼い主のいない猫愛護員の遵守事項
- 飼い主のいない猫愛護員は、飼い主のいない猫を適正に管理するために活動するときは、常に飼い主のいない猫愛護員登録証を携帯すること
- 動物の愛護を目的として飼い主のいない猫を適正に管理すること
- 成田市飼い主のいない猫の不妊手術及び去勢手術費補助金交付規則に基づく補助金に係る飼い主のいない猫の不妊手術又は去勢手術については、市長と協議の上、計画的に市内に所在する動物病院において実施すること
- 動物病院で実施した成田市飼い主のいない猫の不妊手術及び去勢手術費補助金交付規則の補助対象となる不妊手術又は去勢手術により何らかの問題が発生したときは、飼い主のいない猫愛護員が対処すること
- 飼い主のいない猫の新たな飼い主探しに努めること
- 活動地域内での活動については、周辺住民等の理解を得られるよう努めること
- 成田市飼い主のいない猫の不妊手術及び去勢手術費補助金交付規則の規定を遵守すること
補助金対象となる手術
飼い主のいない猫として市に登録した猫に対し、市内の動物病院において実施する不妊手術又は去勢手術とし、手術後に耳の一部をV字に切除するものとします。
注意 予算に限りがありますので、事前に相談してください。
補助金の限度額
手術に要した費用の2分の1以内となり、限度額は次のとおりです。
- 卵巣又は卵巣及び子宮摘出などの不妊手術 10,000円
- 精巣摘出などの去勢手術 6,000円
飼い主のいない猫の不妊手術及び去勢手術費補助金申請の流れ
市に猫愛護員登録申請書を提出
添付書類
- 官公署の発行した免許証、身分証明書等で本人の写真を貼り付けたものの写し
- 住民票の写し(市民は除く)
- 誓約書
- 市外在住者は、本市に勤務していることを証明する書類又はその写し
- 管理している飼い主のいない猫の写真
- 活動している地域の範囲が確認できる書類
注意 審査後に「飼い主のいない猫愛護員登録証」を交付します。
市に補助金交付申請書を提出
添付書類
- 住民票の写し(市民は除く)
- 市町村税の納付状況の確認できる書類(納税状況を市職員が確認することに承諾する市民を除く)
- 動物病院の発行する不妊又は去勢手術に要する費用を確認できる書類
注意 動物病院に出向く際は、飼い主のいない猫愛護員登録証を提示してください。
市から補助金交付決定通知書が届いたら市内の動物病院で手術を実施する
- 病院で手術後に当該猫の耳の一部をV字に切除してもらう
- 手術前後の写真を撮影する
市に実績報告書を提出
添付書類
- 動物病院が発行した不妊又は去勢手術に係る領収書の写し
- 手術を終えたことが確認できる猫の写真(耳をV字切除した写真を含む)
市から補助金確定通知書が届いたら市に補助金交付請求書を提出
振込を希望する口座の通帳表紙の写し又は通帳を提示してください。
市から指定口座に補助金が振込まれ受領
請求から振込まで約2週間かかります。
さくらねこ無料不妊手術事業について
公益財団法人どうぶつ基金が不妊手術・ワクチン・ノミ駆除薬の費用を全額負担する「さくらねこ無料不妊手術事業」に参加し、地域猫活動を行うボランティア 団体等と連携して TNR 事業を行います。 「さくらねこ無料不妊手術事業」とは、飼い主のいない猫に対し「さくらねこTNR (Trap/捕獲し、Neuter/不妊去勢手術を行い、Return/元の場所に戻す、その印 として耳先をさくらの花びらのように V 字カットする)」を実施することで,繁 殖を防止し,「地域の猫」「さくらねこ」として一代限りの命を全うさせ,飼い主 のいない猫に関わる苦情や,殺処分の減少に寄与する活動です。
成田市では、手術費等を全額負担するさくらねこ無料不妊手術チケットを、飼い主のいない猫に不妊去勢手術を受けさせる団体に交付しています。
くわしくは、下記ウェブページをご覧ください。