集団:バリウム検査
個別:胃内視鏡検査
胃がんについて
胃がんで死亡する人は年々減少していますが、まだまだ日本人に多いがんです。胃がんの原因はまだはっきり分かっていませんが、遺伝や食生活、最近ではピロリ菌が胃壁になんらかの影響を及ぼすのではないかと考えられ、研究が進められています。
がんは生活習慣病です。今一度ご自身の生活習慣を見直してみませんか。塩分の多いものは避け、バランスのよい食事を心掛けましょう。また、飲酒や喫煙についても注意が必要です。
50歳を過ぎたら、2年に1回「胃内視鏡検査」を受けましょう。
検診方法:集団(バリウム検査)
【対象者】
40歳以上(今年度胃内視鏡検査を受けない人)
加入している健康保険の種類に関わらず、他で検診を受ける機会がない人が受けられます
【検診内容】
問診、バリウムによる胃のエックス線検査
予約が必要です
【検査方法】
- 発泡剤とバリウムを飲みます。
- 胃の粘膜に付着させるため、撮影台の上で体を左右に動かす、頭を下げる等の体位変換をします。
- 検査後、すぐにバリウムを排出する必要があります。受け取った下剤を飲み、排便の状態を観察し、ゆっくりお過ごしください。下剤は4錠までお渡しします。
【検査日程・会場】
「令和6年度 健(検)診ガイド・問診票」をご覧ください
【料金】
無料
【持ち物】
受診券・問診票
【結果】
1か月後に郵送で通知します
バリウム検査を受ける際の注意事項
【食事・嗜好】
- 検査前日の夜10時以降から検査終了まで飲食はしないでください(お茶・コーヒー・牛乳・あめ・ガム等を含む)
- 水は就寝まで飲んでも差し支えありませんが、飲酒はしないでください。
- 検査当日は水のみ検査開始2時間までに200ミリリットル以内なら飲んでもし支えありません
- 検査終了まで喫煙しないでください
- 入れ歯安定剤を使用している場合は、前日の夕食後から検査終了まで使用しないでください
【薬】
- 糖尿病の人は、検査受診の可否について、主治医にご相談ください。服薬やインスリン注射については、主治医の指示に従ってください
- 高血圧・心臓病の人は、薬は検査2時間前までに200ミリリットル以内の水で服用してください
- そのほかの服薬については、主治医にご相談ください
【服装】
- 検査の受けやすい服を着用してください
- ボタン、ファスナー、金具のない無地のもの、ウエストがゴムのもの等を着用してください
- アクセサリー類や時計、腰に貼付している湿布薬・磁気治療器は外してください
- 腹巻やガードルなどは脱いでいただきます
また、検査当日の体調や問診・診察により、検査を受けられない場合があります
バリウム検査を受けられない人
- 胃腸の病気で治療中または経過観察中の人・胃を切除した人
- バリウムにより、じんましん・息苦しさ等が生じたことがある人
- 胃腸に自覚症状がある人
- 飲み込むときにむせる(時々を含む)ことがある人
- 過去1年以内に開腹手術や整形外科の手術をされた人(身体が自由に動かせず、バリウムが胃壁につきにくくなるため)
- 過去1年以内に心筋梗塞や脳梗塞等を発症した人
- 腎臓病(人口透析)などで水分制限を受けている人
- 腸閉塞の既往がある人や当日まで下痢や3日間排便のない人
- 大腸憩室がある人
- 過去2か月以内に大腸ポリープを切除された人
- 自力で立位を保持することや、両側の撮影台の手すりをつかむことが困難な人
- 技師の指示に従ってスムーズに動くことが困難な人
- 認知症などにより指示の理解が困難な人
- 妊娠中の人・妊娠の可能性がある人
- 授乳中で下剤服用後24時間以内の授乳を避けることが出来ない人
- インスリンポンプおよび持続グルコース測定器を装着している人 (取り外しできる場合、受診の可否については主治医にご相談ください)
自覚症状がある場合は治療や診断のため、医療機関(保険診療)で適切な検査を受診してください。
過去に市の検診結果が「要精密検査」でまだ受診していない人は、医療機関で必ず精密検査を受けてください。
検診方法:個別(胃内視鏡検査)
【対象者】
50歳以上で昨年度同検査を受けていない人(受診は2年に1回です)
職場健診や健康保険組合の検診において胃がん検診を受ける機会がない人
今年度、バリウム検査を受けた人は受けることができません
【検査内容】
実施医療機関による胃内視鏡検査
「令和6年度 健(検)診ガイド・問診票」をご覧になり、受診する医療機関へ直接予約してください
【実施期間】
5月20日から12月27日(開始終了は医療機関によって異なります)
【料金】
3000円(生活保護受給者は無料)
【持ち物】
・受診券と保険証
・検診費用(生活保護の人は「生活保護受給証明書」)
【結果】
実施した医療機関にご確認ください
胃内視鏡検査を受けられない人
- 胃全摘術後の人
- 胃の部分切除後で、経過観察中の人
- 上部消化管の疾患で通院中、経過観察中の人
- ヘリコバクター・ピロリ菌の除菌中、除菌後の経過観察中の人
- 疾患の種類に関わらず入院中の人
- 妊娠中の人、またはその疑いがある人
- 抗血栓薬(抗血小板薬、抗凝固薬)またはそれに類する作用のある薬を服用されている人
- 咽頭、鼻腔などに重篤な疾患があり、内視鏡の挿入ができない人
- 呼吸不全のある人
- 急性心筋梗塞や重篤な不整脈等の疾患のある人
- 明らかな出血傾向またはその疑いのある人
- 収縮期血圧が極めて高い人(高血圧治療中の場合、検査直前に血圧を測り、受検の可否を判断する)
- 内視鏡検査に関する同意書に同意が得られない人
- そのほか、医師が検査困難と判断した人
自覚症状がある場合は治療や診断のため、医療機関(保険診療)で適切な検査を受診してください。
過去に市の検診結果が「要精密検査」でまだ受診していない人は、医療機関で必ず精密検査を受けてください。
関連リンク
このページの資料をご覧になるにはAdobe Acrobat Reader(無償)が必要です。
ソフトウェアをお持ちでない方は下記ボタンよりダウンロードしてください。
Adobe Acrobat Reader
PDFファイルを閲覧・印刷することができます。