肺がんについて
肺がんとは、気管支や肺胞の細胞が何らかの原因でがん化したものです。進行すると、がん細胞が周りの組織を破壊しながら増殖し、血液やリンパ液の流れにのって広がっていきます。日本における肺がんによる死亡数は年間約7万5千人で、男性ではがんによる死亡の第1位、女性でも第2位となっています。
肺がんは早期にはほとんど自覚症状がありません。進行すると、咳(せき)、痰(たん)、血痰、息切れ、胸の痛みなどがみられますが、他の呼吸器の病気と区別がつかないこともあります。症状が続く場合は早めに医療機関を受診しましょう。
また、肺がんの主な原因は喫煙で、死亡の約7割が喫煙に関連しているとされています。喫煙する人は吸わない人に比べて肺がんリスクが高く、喫煙量や喫煙期間が長いほどそのリスクは高くなります。さらに、受動喫煙も肺がんリスクを高めることが知られています。喫煙歴のある40歳以上の人は、症状がない場合でも定期的に肺がん健診を受けることが重要です。
結核について
結核とは、結核菌によって主に肺に炎症を起こす病気です。悪化すると、肺の組織が破壊され呼吸困難や、他の臓器不全を起こして生命の危機を招くこともある怖い病気です。
欧米の先進国は、以前から結核罹患率が人口10万人あたり10未満の「低まん延国」となっています。一方、日本は2021年にようやく人口10万人あたり9.2となり低まん延国の基準を達成しました。その後も減少傾向が続いているものの、年間の患者報告数は約1万人規模で推移しており、欧米諸国と比べると依然として高い水準にあります。このため、引き続き結核対策が必要です。
結核は重症の結核患者がくしゃみをしたときに飛び散り、それを周りの人が直接吸い込むことによって感染します。早期発見・早期治療は本人の重症化を防ぐためだけではなく、大切な家族や職場等への感染の拡大を防ぐためにも重要です。
結核の初期症状は、風邪とよく似ています。咳や痰が2週間以上続く場合は、必ず医療機関を受診しましょう。
肺がん検診の注意事項
検査の受けやすい服装にご協力をお願いします
・ボタン、プラスチック素材、ファスナー、金具のあるものは、脱いでいただきます
・カップ付インナーの着用はお控えくだい
・アクセサリー類や時計、腰に貼付している湿布薬・磁気治療器等は外してください
・腹巻やガードル等はおへその下10cm程まで下げて撮影します
下記に該当する人は検査を受けられません
治療や診断のため医療機関(保険診療)で適切な検査を受けてください
・肺がん、結核で治療中または経過観察中の人(自覚症状がない場合も含む)
・過去の検査結果で「要精密検査」となり、経過観察中の人・医療機関を受診していない人
・急な発熱、咳等の風邪症状があり、感染症の可能性がある人
・6か月以内に血痰の症状がある人
・インスリンポンプおよび持続グルコース測定器を装着している人
(取り外しできる場合、受診の可否については主治医にご相談ください)
・妊娠中の人・妊娠の可能性がある人
集団検診
【実施期間】
令和8年6月から令和9年2月
【検診日程、会場など】
くわしくは「令和8年度 健(検)診ガイド・問診票」をご確認ください
がん検診予約センターへ、WEBまたは電話で予約してください
【対象年齢】
40歳以上
加入している健康保険の種類に関わらず、他で検診を受ける機会がない人が受けられます
【費用】
無料
【持ち物】
受診券と問診票をお持ちください
【結果】
約1か月後に郵送で通知します
個別検診
【実施期間】
令和8年6月1日から令和9年1月31日
医療機関により開始終了期間が異なります
【実施医療機関】
「令和8年度 健(検)診ガイド・問診票」の実施医療機関をご確認ください
【対象年齢】
40歳以上
加入している健康保険の種類に関わらず、他で検診を受ける機会がない人が受けられます
【費用】
無料
【持ち物】
受診券とマイナ保険証または資格確認書を医療機関へお持ちください
問診票は実施医療機関でお渡しします
【結果】
受診した医療機関でご確認ください
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