肺がん検診(胸部レントゲン)が予約制になりました
集団検診を希望する方は予約が必要になります
結核について
結核とは、結核菌によって主に肺に炎症を起こす病気です。悪化すると、肺の組織が破壊され呼吸困難や、他の臓器不全を起こして生命の危機を招くこともある怖い病気です。
欧米の先進国は以前から結核罹患率が人口10万対10以下の低まん延国になっているのに対して、日本は2021年にようやく人口10万人あたり9.2と低まん延国入りを果たしました。それでも、10,235人(2022年)の患者が報告されており、欧米の水準に達するには引き続き努力が必要です。
結核は重症の結核患者がくしゃみをしたときに飛び散り、それを周りの人が直接吸い込むことによって感染します。早期発見・早期治療は本人の重症化を防ぐためだけではなく、大切な家族や職場等への感染の拡大を防ぐためにも重要です。
結核の初期症状は、風邪とよく似ています。咳や痰が2週間以上続く場合は、必ず医療機関を受診しましょう。
肺がんについて
肺がんとは、気管支や肺胞の細胞が何らかの原因でがん化したものです。進行すると、がん細胞が周りの組織を破壊しながら増殖し、血液やリンパ液の流れに乗って広がっていきます。日本の気管・気管支及び肺の悪性新生物(肺がん)による死亡数は年間約7万人で、男性では、がん死亡率のトップ、女性でも2位となっています。
肺がんは早期ではほぼ無症状です。病状の進行とともに、咳(せき)、痰(たん)、血痰、発熱、呼吸困難、胸痛などの呼吸器症状があらわれます。しかし、これらは必ずしも肺がんに特有のものではないため、他の呼吸器疾患と区別がつかないこともあります。複数の症状がみられたり、長引いたりして気になった場合は早めに医療機関を受診することが大切です。
また、肺がんの8割は、喫煙と関係があるといわれています。喫煙する人は、吸わない人の男性は4.5倍、女性は2.3倍と肺がんのリスクが高くなります。喫煙歴のある40歳以上の人は、症状がみられない場合でも特に注意が必要です。
肺がん検診の注意事項
検査の受けやすい服装にご協力をお願いします
・ボタン、プラスチック素材、ファスナー、金具のあるものは、脱いでいただきます
・カップ付インナーの着用はお控えくだい
・アクセサリー類や時計、腰に貼付している湿布薬・磁気治療器等は外してください
・腹巻やガードル等はおへその下10cm程まで下げて撮影します
下記に該当する人は検査を受けられません
治療や診断のため医療機関(保険診療で)適切な検査を受けてください
・肺がん、結核で治療中または経過観察中の人(自覚症状がない場合も含む)
・過去の検査結果で「要精密検査」となり、経過観察中の人・医療機関を受診していない人
・急な発熱、咳等の風邪症状があり、感染症の可能性がある人
・6か月以内に血痰の症状がある
・インスリンポンプおよび持続グルコース測定器を装着している人
(取り外しできる場合、受診の可否については主治医にご相談ください)
・妊娠中の人・妊娠の可能性がある人
検診方法:個別
【対象年齢】
40歳以上
加入している健康保険の種類に関わらず、他で検診を受ける機会がない人が受けられます
【実施期間】
5月20日から12月27日
開始終了時期は医療機関によって異なります
【実施医療機関】
「令和6年度 健(検)診ガイド・問診票」でご確認のうえ、直接医療機関へお申込みください
【料金】
無料
【持ち物】
受診券と健康保険証
【結果】
受診した医療機関でご確認ください
検診方法:集団
【対象年齢】
40歳以上
加入している健康保険の種類に関わらず、他で検診を受ける機会がない人が受けられます
【検査日程・会場】
「令和6年度 健(検)診ガイド・問診票」をご覧ください
【料金】
無料
【持ち物】
受診券・問診票
【結果】
1か月後に郵送で通知します
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