施設の種類
施設サービスは、「生活が中心」か、「医学的管理が中心」かなどにより、3つのタイプの施設から自分に合った施設を選んで、直接申し込みます。
【介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)】
常時介護が必要で、居宅での生活が困難な人が入所して、日常生活上の支援や介護が受けられます。
【介護老人保健施設】
状態が安定している人が在宅復帰できるよう、医学的管理のもとで、リハビリテーションを中心としたケアが受けられます。
【介護医療院】
長期の療養を必要とする人のための施設で、医療と日常生活上の介護を一体的に受けられます。
・1型:重篤な身体疾患を有する方、及び身体合併症を有する認知症高齢者等
・2型:1型に比べて、比較的容体の安定した方
施設を利用するときの費用
施設サービスを利用したときの自己負担は、「施設サービス費」「食費・居住費」「日常生活費」の額の合計になります。
施設サービス費(自己負担が1割の場合)
費用のめやす表(多床室、1月あたり)
要介護状態区分 |
介護老人福祉施設 |
介護老人保健施設 |
介護医療院1型 |
要介護1 |
- |
26,530円 |
25,455円 |
要介護2 |
- |
29,217円 |
28,901円 |
要介護3 |
23,146円 |
33,012円 |
36,300円 |
要介護4 |
25,360円 |
35,446円 |
39,462円 |
要介護5 |
27,541円 |
37,850円 |
42,308円 |
- 平成27年4月から原則、介護老人福祉施設への新規入所者は要介護3以上の方に限定されました。
食費・居住費
原則、全額自己負担となります。金額は施設によって異なりますので、入所される施設へ直接ご確認ください。
ただし、一定の条件を満たす方は、食費・居住費が減額される場合があります。減額されるためには、「介護保険負担限度額認定」申請が必要です。
介護保険負担限度額認定申請については、介護保険の費用負担についてのページをご確認ください。
日常生活費(クリーニング代など)
日用品の購入やクリーニング代、リース料、理美容費など
全額、自己負担となります。