高齢者の食事のポイント!
65歳を過ぎ高齢期に入ったら、生活習慣病の進行を予防しながら、低栄養の予防に心がけましょう。
1日3食しっかりとりましょう!
食事は活力源です。1日3回の食事「朝食」「昼食」「夕食」を食べましょう。
1日2回以上、主食・主菜・副菜を組み合わせて食べましょう!
「主食」「主菜」「副菜」を組み合わせ、さらに「牛乳・乳製品」「果物」を組み合わせて摂取することで、栄養をバランスよくとることができます。
いろいろな食品を食べましょう
多様な食品を組み合わせて食べることで、必要な栄養素をまんべんなく摂取することができます。
下の10種類のうち、1日に7種類を目標に少量でも食べるようにしましょう。
タンパク質を含む食品を意識してとるには
肉や魚・卵・大豆製品などに多く含まれるたんぱく質は、筋肉のもととなる栄養素です。加齢とともに筋たんぱくの合成が遅くなるため、高齢の方はより一層たんぱく質を含む食品をとることが大切です。
<たんぱく質をとるためのひと工夫>
- 飲み物には牛乳や豆乳をプラスして
- 間食にヨーグルトなどのたんぱく質が多い食品を選んで
- サラダなどにハムや卵をプラスして
- 肉や魚の缶詰を利用するなど
(注)缶詰は塩分が多いのでとり過ぎ注意
やせてきたら要注意!
65歳を過ぎて病気でもないのにやせてきたら、メタボ予防から低栄養の予防に切り替え時かもしれません。
BMIで体格を確認してみましょう
BMIは身長と体重から肥満度を判定する目安です。また、年齢によって目標とするBMIの範囲は異なります。
65歳以上の高齢者は以下の点に注意しましょう。
- BMIが21.5未満に当てはまる方、やせてきた方は、かかりつけ医に相談してみましょう。
- BMIが21.5から24.9に当てはまる方は、1日3回しっかり食べることと併せて、筋力維持や筋力アップにつながる運動を今より10分多く行い低栄養を予防しましょう。
- BMIが25以上に当てはまる方は、食事から摂取したエネルギーと運動で消費したエネルギーのバランスを見直してみましょう。