副反応について
各ワクチンの副反応については、予診票とともにお配りしている冊子「予防接種と子どもの健康」をお読みください。
副反応とは
予防接種を行うことにより、感染症を防ぐための免疫ができる以外の反応が発生することがあります。この反応を副反応といいます。
症状
比較的軽いもの
症状が重いもの(ごくまれに起こる)
- アナフィラキシー(重いアレルギー反応)
- 急性脳炎、急性脳症
- けいれん
- 急性散在性脳脊髄炎
- ギランバレー症候群 など
症状の重い副反応については、厚生労働省のホームページにて一定期間に生じたものを確認することができます。また、診断した医師からの届け出が定められており、厚生科学審議会で議論された結果についても公表されています。
予防接種による健康被害救済制度について
一般的に、ワクチン接種では、一時的な発熱や接種部位の腫れ・痛みなどの、比較的よく起こる副反応以外にも、副反応による健康被害(病気になったり障害が残ったりすること)が生じることがあります。極めて稀ではあるもののなくすことができないことから、救済制度が設けられています。
救済制度では、予防接種法に基づく予防接種によって健康被害が生じ、医療機関での治療が必要になったり、障害が残ったりした場合に、その健康被害が接種を受けたことによるものであると厚生労働大臣が認定したときは、予防接種法に基づく救済(医療費・障害年金等の給付)が受けられます。
症状の重い副反応が起きたときは、医療機関を受診の上、地域医療政策課へご連絡ください。