成田駅西口土地区画整理事業

　成田ニュータウンとJR成田駅とに挟まれた西口地区は、地形が複雑で道路、公園等の公共施設の未整備な土地でありました。このため、昭和44年にこの地区を区画整理により整備しようという話が持ち上がり、空港関連事業として位置付けられました。
　この地区は、面積が23.5ヘクタールで都市計画道路が地区を4分割するように、東西に一路線、南北に一路線整備されています。特に、幅員32メートルの3・3・2号線は、成田ニュータウンと既成市街地を結ぶ役割を果たしており、さらに成田から都心へのアクセスとして機能しています。また、地区内は区画道路、公園、上下水道等の公共施設が整備され、整然とした良好な住宅地に生まれ変わりました。また、駅前広場はバスバース、タクシーや一般車両の乗降場、歩行者デッキ、駐輪場が整備され国際都市成田の西の玄関口にふさわしい広場として多くの利用者の利便に供しています。

成田駅西口土地区画整理事業 概要の表

事業名称	成田都市計画事業成田駅西口 土地区画整理事業
施行者	成田市
事業年度	昭和49年度から平成5年度 （清算期間を含む）
施行面積	23.5ヘクタール
総事業費	10,260,000千円
土地所有者	281人
借地権者	44人
施行前公共用地率	11.75％
施行後公共用地率	27.78％
公共減歩率	19.29％
保留地減歩率	－
合算減歩率	19.29％
移転戸数	311戸
換地処分公告日	平成2年2月23日

　成田駅西口土地区画整理事業施行前（上）と施行後（下）の様子は下の写真をご覧ください。