商工業の振興

　平成20年4月1日に「成田市商工業の振興に関する条例」を施行しました。

　商工業の発展が地域の活性化に果たす役割の重要性に鑑み、平成20年3月に制定した「成田市商工業の振興に関する条例」の理念を受けて、本市の有する地域特性や優位性を活かした商工業の振興を図るため、令和4年3月「成田市商工業振興計画」を策定しました。

　市内の商工業の振興を図るために、成田商工会議所および成田市東商工会が行っている経営改善、金融、税務等の指導・相談事業、青年部･女性会の諸事業、地域総合振興事業に対して支援を行っています。
　成田商工会議所および成田市東商工会については、関連リンクをご参照ください。

　モータリゼーションの進展や市街地の拡大に対応して、各商店街の調和のとれた発展を図るために、機能分担を明確にしながら、消費者に親しまれる魅力ある商店街づくりを進めるため、ハード事業として商店街の環境整備を図り、商業の振興及び市民の利便を向上させます。

　買い物などの利便性の向上や街中の交通渋滞緩和と歩行者の安全を図るために、暫定的な措置ではありますが、表参道沿いに3ヵ所の駐車場を設置して多くの利用者を数えています。（駐車場の管理については、成田商工会議所に委託して市民サービスに努めています。）

　市内には内陸型工業団地が3ヵ所（野毛平、豊住、大栄）と平成16年から分譲を開始した物流団地が1箇所あります（成田新産業パーク）。食品製造関連や空港関連等の企業が入っており、工業団地以外には食品加工など比較的小規模な企業が立地しています。
　市内にある工業団地の各連絡協議会の運営及び工業団地内の環境施設の整備に対して助成し、工業の振興を図っています。

　大規模小売店舗が出店する場合、周辺地域の生活環境を保持し、調和を図りながら適正に出店するように、設置者に施設の配置や運営方法について配慮を促しています。

　経済基盤の確立と一層の発展を図るために、市内の商工業製品、農林水産物等の展示・即売会等を実施しています。また、多くの市民がふれあい、連携や交流を深め合うことに努めます。（11月開催予定。）

　すべての市民に愛されるまちづくり運動の一環として、街路に愛称をつけて普及に努めています。現在、市民はもとより観光客の間でも愛称が浸透してきています。
　この愛称看板は、昭和56年から整備を始め、現在22路線に看板を設置しています。

　本市の特産品、観光土産、伝統工芸品などの魅力を広く周知するとともに、産業間の連携を高めながら、地域資源を活かした産業の振興を進めます。