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更新日:2021年6月29日

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教育指導課では、学習指導要領の実現に向けて、教職員一人一人が高い専門性や使命感と情熱を持って組織的に指導にあたり、児童生徒が将来に夢と希望を持ち、自分の進むべき道を切り拓くことができるたくましい「生きる力」を育成することにより、保護者や地域住民の期待と信頼に応える学校教育を推進します。

方針について

学習指導要領では、各学校において児童生徒の「生きる力の育成」を目指し、「よりよい学校教育を通じてよりよい社会を創る」という目標を、地域・社会と共有した「社会に開かれた教育課程」の実現が求められています。
また、新しい時代を生きる子どもたちに必要な資質・能力を「知識及び技能」「思考力、判断力、表現力等」「学びに向かう力、人間性等」の3つを柱とし、「何を学ぶのか」「どのように学ぶのか」「何ができるようになるのか」という学習の意義を共有しながら、各教科等の特性に応じた見方・考え方を働かせ、「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けた授業改善に努めなければならないとされています。さらに、GIGAスクール構想では、一人一台端末の実現と高速ネットワーク環境の構築により、誰一人取り残すことのない個別最適化された学びの実現を目指しています。
 

特色ある教育課程の編成と実施

  1. 今日的な教育問題(人権教育、防災教育、環境教育、食育、主権者教育等)と各学校の教育課題を踏まえ、学校の教育目標と教育方針を確立する。
  2. 地域・学校・児童生徒の実態等を踏まえるとともに、目指すべき学校教育を地域社会と共有し、社会に開かれた教育課程の編成・実施及び評価改善に努める。
  3. 教育課程の質を、児童生徒、家庭や地域、社会教育団体・施設等の実態に即し、組織的且つ計画的に向上できるよう、カリキュラムマネジメントの充実に努める。
  4. 家庭や地域社会等との連携を図り、創意工夫を生かし、特色ある学校づくり・開かれた学校づくりの推進に努める。
  5. GIGAスクール構想による一人一台端末の実現により、学力向上のみならず学校教育全体の中でタブレット端末の効果的な活用に努める。

GIGAスクール構想の実現

  1. 児童生徒一人一人にiPadを貸与し、学校の高速ネットワーク環境を構築することで、多様な子供たちを誰一人取り残すことのない、公正に個別最適化された学びを実現できるよう努める。
  2. iPadの効果的な活用を通して、豊かな創造性を備えるとともに、持続可能な社会の創り手として予測不可能な未来社会を自律的に生き、社会の形成に参画するための資質・能力を一層確実に育成できるよう努める。
  3. プログラミング教育の充実を図り、情報活用能力の育成に努める。
  4. 情報モラル教育を推進し、児童生徒はもちろんのこと、教職員も含めて、情報セキュリティに関する意識の向上を図る。

学習指導の充実

  1. 「知識及び技能」、「思考力、判断力、表現力等」を調和的にはぐくむことができるよう指導内容の精選・重点化を図り、児童・生徒が粘り強く学習に取り組み、且つ自ら学習調整が行えるよう効果的な指導計画及び評価計画を作成し、その実施に努める。
  2. 目標に準拠した評価を一層重視し、各教科等の特性に応じた見方・考え方を働かせ、主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業改善を推進するとともに、指導と評価の一体化に努める。
  3. 一人一台貸与されるiPadをはじめとする様々なICT機器を効果的に活用したり、体験活動を積極的に取り入れたりするなどして、一人一人の児童生徒の個性や興味・関心を生かした授業づくりに努める。
  4. 基礎的・基本的な知識・技能の定着と望ましい学習習慣の確立を図るとともに、「成田市学力調査」及び「全国学力・学習状況調査」の結果を活用して、学力状況を把握・分析し、学力向上に努める。
  5. 学校図書館の整備を進め、計画的な活用を通して、児童生徒の読書活動を推進するとともに、調べ学習など主体的な学習の支援に努める。

教職員の資質・能力の向上

  1. 教職員の経験や職務内容、社会の変化や様々な教育課程、新学習指導要領に対応した研修を実施し、資質能力の向上を図る。
  2. 教職員自らの課題解決に向けた、主体的な研修・調査研究の支援に努める。
  3. 指導主事ならびに教科指導員(図画工作・美術、音楽)を各学校に派遣し、授業研究を通した指導法の工夫改善を図る。
  4. GIGAスクール担当指導主事及びICT支援員を各学校に派遣し、iPadを効果的に活用した授業スキルの向上を図るとともに、ICTを効果的に校務に取り入れることにより、よりよい働き方の実現に努める。

生徒指導の充実

  1. 生徒指導の方針や重点目標を明確にし、共通理解の上、全職員で指導する体制を確立する。
  2. 生徒指導の機能を重視した「わかる授業」の充実を図る。
  3. 様々な問題に迅速かつ組織的に対応できる生徒指導体制を確立し、必要に応じて関係機関等と連携して、いじめ・長欠・不登校及び児童虐待の未然防止、早期発見・早期対応・解決に努める
  4. カウンセリングマインドや特別支援教育の視点を持ち、SOSの出し方教育と教育相談活動を重視して心身の発達の状況を踏まえた児童生徒理解を深め、適切な支援・指導に努める。
  5. 家庭、地域社会、関係機関・団体及び学校相互の連携を一層強化し、児童生徒の健全育成を推進する(郵便局との包括協定による連携)。
  6. 組織的・計画的に校内研修を進め、教職員の指導力向上を図るとともに、人権意識を高め、規範意識を醸成し、いじめや暴力を見逃さない学校づくりに努める。

キャリア教育の充実

  1. すべての教育活動を通じて、児童生徒の発達段階に応じた「生き方指導」としてのキャリア教育の充実を図る。
  2. 様々な教育活動をキャリア発達の視点で有機的に関連付け、教育課程に適切に位置付ける。

道徳教育の充実

  1. 学校における道徳教育は、道徳性を養うことを目標に「特別の教科 道徳」を要として学校の教育活動全体を通じて行うものであり、全体計画及び年間指導計画を作成し、指導の充実を図る。
  2. 道徳教育推進教師を中心として、道徳教育の指導体制の充実を図り、全職員が協力して意図的、計画的に推進し、児童生徒の豊かな心の育成に努める。
  3. 道徳的価値の理解を基に、自己を見つめ、物事を多面的・多角的に考え、自己の生き方についての考えを深める「特別の教科 道徳」学習を展開する。
  4. 教師と児童生徒及び児童生徒相互の人間関係の確立に努める。
  5. 「特別の教科 道徳」の授業の公開や地域教材の開発・活用など、家庭の参加や地域社会との共通理解を深め、相互の連携を図る。

学校体育の充実

  1. 児童生徒が安全に留意し主体的に運動する授業の実践と、運動に親しむ態度や能力の育成を図る。
  2. 児童生徒が積極的に参加する体育的活動の充実を図り、体力の向上及び健康の保持増進に努める。

安全教育・学校保健の充実

  1. 心身の発達に応じた安全教育を推進し、児童生徒の安全意識を高める。
  2. 地域や保護者との連携を図り、安全教育の充実と安全管理の徹底に努める。
  3. 保健教育を計画的・組織的・継続的に推進し、心身ともに健康で安全な生活を主体的に実践できる児童生徒の育成に努める。
  4. 健康診断及び健康相談を計画的に行い、治療の勧告及び予防等健康管理の徹底を図る。

人権教育の推進

  1. 全体計画・年間指導計画を作成し、校内の指導体制を確立することで人権教育の推進を図る。
  2. 指導内容や指導方法の工夫を通して、かけがえのない自分や他者の心や命を尊重する教育の徹底に努める。
  3. 人権に関する正しい知識や認識を深めるとともに、権利と義務、自由と責任について意識を深め、公共心のある自立した個人を育てる教育を推進する。
  4. いじめをはじめとした多様な課題に対応する相談・支援機能の充実を図るとともに、互いに認め合い、ともに向上することができる学校づくりを推進する。
  5. 保護者・地域・関係機関等と連携を図るとともに、人権教育の取組に関する情報を積極的に提供する。

特別支援教育の推進

  1. 発達障害を含む特別な支援を必要とする児童生徒に対して、一人一人の教育的ニーズを把握し、当該児童生徒の持てる力を高めるための指導・支援を充実する。
  2. 特別支援教育コーディネーターを中心とした校内教育支援委員会の機能の活性化を図り、組織的・継続的かつ計画的な支援体制を整える。
  3. 教育センターの特別支援教育巡回指導員による巡回相談や特別支援学校のセンター的機能、特別支援アドバイザー等の活用及び、成田市心身障害児教育支援委員会との連携を図り、教育相談・就学相談の充実に努める。
  4. インクルーシブ教育システムの構築に向け、児童生徒の発達段階や地域の実態に即した指導計画のもと、交流及び共同学習の一層の推進を図る。
  5. 障がいを理由とする不当な差別的取扱いの禁止及び合理的配慮の提供義務に対して適切な対応に努める。
  6. 学習上又は生活上の困難の改善・克服に向け、iPad等のICT機器を効果的に活用することにより、一人一人の児童生徒の障がいの状態や発達の段階等に応じた指導・支援の充実に努める。

英語科教育の充実

  1. 異文化理解などの国際性やコミュニケーション能力の基礎を身に付けた児童生徒を育成するために、英語科授業の一層の充実を図る。
  2. 全小中学校を教育課程特例校として、本市独自の教育課程を編成・実施する。
  3. 義務教育学校において、本市独自の教育課程を編成・実施する。

小学校

全学年に英語科を設置

  • 1学年から4学年:基本的に0.5時間の英語科授業を週2回実施
  • 5学年から6学年:基本的に0.5時間の英語科授業を週2回、45分間の英語科授業を週1回の計3回実施

中学校

 全学年に特例措置を活用した英語によるコミュニケーション能力の育成に資する教育課程を編成・実施する。

  • 標準では年間140時間の英語科総授業時数を1学年155時間、2学年・3学年158時間に拡充して実施

義務教育学校

小学校、中学校に準ずる。

食育の充実

  1. 食に関する正しい知識・情報に基づき、食の体験を通して食や成田産の食材に対する興味関心を高められるよう努める。
  2. 児童生徒の生活や学習の基盤としての食に関する指導の充実を図る。
  3. 食事のマナーや重要性を理解し、望ましい食習慣が身に付けられるよう努める。
  4. 学校や地域の実態に応じた食に関する指導を推進する。
  5. 食育推進の研究指定校の実践を通し、より一層の食に関する指導の充実を図る。
このページに関するお問い合わせ先

教育部 教育指導課

所在地:〒286-8585 千葉県成田市花崎町760番地(市役所行政棟5階)

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ファクス番号:0476-24-4326

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