大腸がんとは
大腸がんは、日本全国で1年間に男性は約9万人・女性は約7万人が診断されます。やや男性に多い傾向にあり、30代前半から増加して、高齢になるほど多くなります。男性では胃がん、前立腺がんに次いで3番目、女性では乳がんに次いで2番目に多いがんです。
主な症状としては、血便、便が細くなる、便がすっきり出ない、腹痛、下痢と便秘の繰り返しなどが多く見られます。肛門から離れたところのがんでは、血便があってもわかりにくく、貧血が現れてはじめて気づくこともあります。
便潜血検査による大腸がん検診は、早期の大腸がんが発見される可能性が高く、その段階で治療すれば、ほぼ治癒が可能とされています。
検査内容
【検査内容】
便潜血検査(2日分の便を検査容器に取り、血液が混じっていないか調べます)
【正しい便の取り方】
- 採便容器のキャップを回して、引き抜く。便の表面をまんべんなくこすりとる(便を取りすぎると、正しく検査ができません)
- 容器のラベルと提出袋に氏名、採便した日時を記入しする(水性ペンは避けてください)
- 採便後は冷暗所で保存し、先に採取した日から3日以内に提出してください
検診方法:集団
【対象年齢】
40歳以上
加入している健康保険の種類に関わらず、他で検診を受ける機会がない人が受けられます
【検体容器配布場所】
検査容器をお持ちでない人には、郵送または健康増進課窓口で配布します
【検体提出場所及び日時】
各成人健(検)診会場・保健福祉館・下総支所・大栄支所
「令和6年度 成人健(検)診ガイド・問診票」をご確認ください
【料金】
無料
【持ち物】
検体を提出する際は、受診券をお持ちください
【結果】
約1か月後に郵送で通知します
検査方法:個別
【対象年齢】
40歳以上
加入している健康保険の種類に関わらず、他で検診を受ける機会がない人が受けられます
【検体容器、提出について】
「令和6年度 成人健(検)診ガイド・問診票」の実施医療機関をご覧になり、
受診する医療機関の容器で提出してください
集団検診の検査容器は個別検診(医療機関)に提出できません
【実施期間】
5月20日から12月27日
【料金】
無料
【持ち物】
検体を提出する際は、受診券と保険証をお持ちください
【結果】
提出した医療機関でご確認ください
注意事項
・痔や婦人科出血があると、陽性判定となることがあります。女性は月経中は避けてください
・大腸の病気で治療中の人・経過観察中の人は受けることができません
・以前「要精密検査」と診断され、まだ受診していない人は、精密検査を先に受けてください
・胃がん検診(バリウム検査)の直後はバリウム便のため採便できません
・1日目と2日目の採便間隔はできるだけ短くしてください
・2日分違う日に専用の容器に採便後、先に採便した日から3日以内に提出してください
・陽性となった場合、大腸内視鏡検査などによる精密検査が必要になります
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