11月17日は世界早産児デー
世界早産児デーは、早産における課題や負担に対する意識を高めるために、2008年にヨーロッパNICU家族会(EFCNI)および提携している家族会によって制定され、2011年から世界的な取り組みとして広がってきています。(参考:日本NICU家族会機構(JOIN)ホームページ)
国の統計では、出生時の体重が2,500グラム未満で生まれた低出生体重児は、1980年に出生児全体の5.2パーセントであったのに対し、2017年は9.4パーセントと割合は増加傾向にあり、生後のケア・支援を必要としています。
シンボルカラーは紫色
世界早産児デーのシンボルカラーは紫(パープル)色です。
世界早産児デーに合わせて、世界各地の建物が紫色にライトアップされたり、NICU(新生児特定集中治療室)等の医療スタッフが紫(パープル)色のアイテムを身にまとうことで、赤ちゃんとご家族を応援する気持ちを表現します。
成田赤十字病院、成田市で啓発のための取り組みを実施
令和6年度の取り組み
成田赤十字病院の取り組み
- 関係スタッフによるパープルリボン(ピンバッジ)の着用
- 院内1階外来通路でのパネル展示
(実施期間:令和6年11月13日から令和6年11月20日まで)
成田市の取り組み
- 市長や関係職員によるパープルアイテムの着用
- 周知活動(ホームページの掲載・市役所本庁舎広告塔に懸垂幕の設置(令和6年11月11日から令和6年11月18日まで)
「ちばリトルベビーハンドブック」について
千葉県では、概ね1,500g未満で出生したお子さんとその御家族に寄り添った支援をするために、「ちばリトルベビーハンドブック」を作成いたしました。