離乳完了期(生後12か月から18か月頃)
食事のリズムと食べ方の目安
- 大人と同じ食事のリズムとなります。1日3回の食事のほかに、必要に応じて1日1回から2回の間食を与えます。
- 間食は、3回の食事でとりきれないエネルギー、栄養素、水分を補うための食事の一部(補食)と考えます。(補食に向くものは、ごはんやパン、いも類、牛乳・乳製品、果物など)
- 食べ物を歯ぐきで噛みつぶすことができるようになり、歯を使う感覚や、自分の口に合った一口量を覚えていきます。
- 手づかみ食べができるようになり、やがてスプーンやフォークを使って自分で食べるようになるための準備をします。
調理形態
指で押すとつぶれるやわらかめの肉団子くらいの固さが目安です。
手づかみ食べがしやすく、前歯で噛み切れるような形と固さのものを用意しましょう。
進め方
食事の大部分が母乳や育児用ミルクではない「食べ物」からとれるようになります。
食べさせ方のポイント
- テーブルの高さの目安は、足の裏が床または補助板につく状態で、背中をピンと伸ばして座れるよう椅子を調節します。腕を体から離したときにひじがテーブルに着く程度の高さが目安です。
- 手づかみ食べが上手になってきたら、スプーンやフォークなどを用意します。
離乳食レシピ(完了期頃)
あじのトマトソース
作り方
- あたためたフライパンにオリーブオイルをひき、あじを両面焼く。
- 両面に焼き色がついたら、Aを加え、蓋をして水分がなくなるまで蒸し焼きにする。
ポイント
- 魚は刺身用が便利です。骨や皮を取り除く必要がなく、量もはかりやすいです。
- トマトジュースは食塩、砂糖不使用のものを使いましょう。
鮭のポテトパン粉焼き
作り方
- アルミホイルに鮭をのせ、グリルで焼く。
- 焼きあがったら、鮭の上にマッシュポテトをのせ、パン粉、粉チーズをふりかける。
- 再びグリルに入れ、パン粉に焼き色がつくまで焼く。
- 仕上げに乾燥パセリをふりかける。
ポイント
マッシュポテトが固い場合は、ゆで汁でのばしてなめらかにしたものを使うと食べやすくなります。
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