まちづくり・環境
ヒアリ・アカカミアリにご注意ください
特定外来生物であるヒアリとアカカミアリの情報を掲載します。
ヒアリとは
ヒアリは、体長2.5ミリメートルから6ミリメートルの体色が赤褐色、腹部(おしり)が暗赤色のアリで、刺されると火傷のような激しい痛みが生じます。南米原産ですが、現在アメリカ、オーストラリア、マレーシア、中国、台湾などで定着が確認されています。
見た目の特徴は以下のとおりです。
- 赤っぽくツヤツヤしている。腹部(おしり)の色は暗め。
- 働きアリの大きさは2.5ミリメートルから6ミリメートル。色々な大きさのアリが混じっている。
ヒアリは土で大きなアリ塚を作り、集団で生活します。攻撃性が強く、アリ塚を刺激すると集団で襲ってくる可能性がありますので、刺激をしないようにしてください。
アカカミアリとは
アカカミアリは、体長3ミリメートルから5ミリメートルの体色は赤褐色で、頭部が褐色のアリで、ヒアリに比べると毒は弱いといわれていますが、アルカロイド系の毒によって非常に激しい痛みがあり水疱状に腫れてしまいます。
見た目については、ヒアリとアカカミアリは近縁で、極めて似た特徴をもっています。アカカミアリは成長するあたり、頭部が大きくなるのが特徴となっています。種名の確定については、専門家に依頼することになります。
アカカミアリは、ヒアリと同じく攻撃性が強いため、アカカミアリと思われるアリを見つけても刺激をしないようにしてください。
ヒアリ相談ダイアルをご利用ください
ヒアリやアカカミアリと疑わしいアリを発見した場合や、ヒアリやアカカミアリの特徴等一般的な問合せ、健康被害の問合せ等については、「ヒアリ相談ダイアル」をご利用ください。また、時間外も含めた対応が可能な、チャットボットによる相談受付もございます。
- 受付日時:午前9時から午後5時
- ヒアリ相談ダイアル(電話番号:0570-046-110)
ヒアリやアカカミアリに刺されたときは
軽度:刺された瞬間は熱いと感じるような、激しい痛みを感じます。やがて、刺された痕が痒くなります。その後、膿がでます。
中度:刺された部分を中心に腫れが広がり、部分的または全身にかゆみをともなう発疹(じんましん)が現れることがあります。
重度:息苦しさ、声がれ、激しい動機やめまいなどを起こすことがあり、進行すると意識を失うこともあります。これらの症状が出た場合、重度のアレルギー反応である「アナフィラキシー」の可能性が高く、処置が遅れると生命の危険も伴います。
20から30分程度は横になるなどゆっくり休み、体調の変化がないか注意しましょう。
軽度の症状のみであり、悪化する様子がなければゆっくりと医療機関を受診しても大丈夫です。
体質によっては、重度の症状となる場合があります。容体が急変したときは救急車を要請するなど、すぐに医療機関に受診してください。その際、「ヒアリ・アカカミアリに刺されたこと」「アナフィラキシー(重度のアレルギー反応)の可能性があること」を伝え、すぐに治療を受けてください。
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