現在の市役所庁舎は、(1)国際空港都市のシンボルとしてふさわしいものであること(2)コミュニティ活動の中心施設になりうること(3)経済的、効率的な庁舎であること等を基本理念として、昭和63年9月に竣工されました。以下が庁舎の概要となっています。
建物概要
敷地面積
24,746.49平方メートル
建築面積
4,788.41平方メートル
延床面積
20,932.87平方メートル
建物高さ
最高33.59メートル(国道側42.71メートル)
構造
行政棟:鉄骨鉄筋コンクリート造地下2階地上6階
議会棟:鉄筋コンクリート造地下1階地上4階
設備概要
受変電設備
2,400KVA
自家発電機設備
定格出力500KVAガスタービンエンジン
蓄電池設備
定格容量300AH
電話交換設備
電子式PBX内線容量最大500回線
空気調和設備
蓄熱ヒートポンプ方式+ウォールスルー型エアコン
(空冷ヒートポンプチラー3台、ウォールスルー型エアコン229台)
中央制御
CRT中央監視制御方式
昇降機設備
6基(乗用5基、人荷用1基)
消火設備
スプリンクラー設備、屋内消火栓設備、ハロゲン化物消火設備
省エネルギー対策
節電対策
- 空調機の運転は、夜間電力を利用した蓄熱ヒートポンプ方式により消費電力の平準化を図り、一般的に電力消費が多い日中のピーク時における電力消費を抑えるとともに、蓄熱槽を活用した効率的な一定運転を行うことで消費電力の削減を行っています。また、中央監視装置により、各フロアーの温度を適正に管理しています。
- エレベーターは、行政棟の3機について群管理システムを活用することで、効率的な運転を行い、消費電力の削減を行っています。
- 照明は、事務室照明の間引き、不必要箇所の消灯、屋外灯の季節による点灯時間の変更を行っています。
節水対策
- 雨水を利用し、庁舎2階から地下2階までのトイレの洗浄水を賄っています。
- 給湯室やトイレ洗面所の給水については、元バルブを調整することにより、約20%の節水を図っています。
そのほか設備
障がい者対策
- 車イス対応型エレベーターの設置(3基)
- 多目的トイレの設置(2箇所)
- 視覚障がい者誘導用ブロックの設置
- 車イス対応型窓口カウンターの設置
- 貸出用車イスの設置
そのほか
- 貸出用ベビーカーの設置
- 授乳ルームの設置
- ベビーシートの設置