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更新日:2021年4月1日

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学校適正配置計画(平成20年3月「学校適正配置調査報告書」)

 平成20年3月に、教育委員会では小中学校の現状及び長期展望を踏まえ、子どもたちにとって、どのような教育や教育環境がもっとも望ましいものであるかという視点から、また教育の機会均等、教育諸条件の公平性を確保する観点から、さらには地域コミュニティへの影響等も勘案しながら、学校適正配置の具体案を検討し、主な基本方針について次のとおり定めました。
  1. 学校規模の適正化については一学年複数学級が確保できる12学級から18学級規模の学校となるよう目指します。ただし、児童生徒の通学環境や地域コミュニティに対する一定の配慮から、必ずしも一学年複数学級という目標が達成できない場合も考えられますが、こうした場合は、複式学級の解消を最低限の目標として学校規模適正化に取り組むものとします。
  2. 複式学級となる過小規模の小学校は同一地区内での統合を基本とします。
  3. 学校統合によって通学区域が拡大した学区については、地域の実態に応じて、児童生徒の通学における安全確保のためにスクールバス等を運行します。
  4. 学校統合後、廃校となる学校の土地、建物については、地域での市民利用等、市民ニーズを十分に踏まえて有効に活用できるよう、地域の皆さんと協議します。

統合に取り組むべき学校

 これらの方針を踏まえ、統合に取り組むべき学校として、以下の12校を挙げました。
  • 遠山地区:東小学校
  • 久住地区:久住第二小学校
  • 下総地区:滑河小学校、小御門小学校、名木小学校、高岡小学校
  • 大栄地区:大須賀小学校、桜田小学校、前林小学校、津富浦小学校、川上小学校
  • 豊住地区:豊住中学校
 また過大規模解消を図るべき学校として以下の学校を挙げました。
  • 「西中学校(ニュータウン地区)」
 今後、この方針に基づき、上記以外の学校であっても、各学区における児童数の増減に応じて、よりよい教育環境を目指し、必要な措置を講じていきます。

現在までの経過と今後の予定

現在に至るまでの取り組み状況

 平成20年3月に、上記基本方針を定めた学校適正配置調査報告書を公表してから、現在に至るまでの取り組み状況は次のとおりです。
  • 平成21年4月:豊住中学校と成田中学校が統合。豊住中学校閉校。
  • 平成23年4月:久住第一小学校と久住第二小学校が統合。両校とも閉校し、新たに久住小学校が開校。
  • 平成23年4月:中郷小学校と美郷台小学校が統合。当初、中郷小学校は存続させる予定であったが、その後の児童数が減少を続けたこと、保護者の統合に対する要望も強かったことから、計画を変更して中郷小学校を閉校。(計画外)
  • 平成25年4月:西中学校の分離校として公津の杜中学校を開校。
  • 平成26年4月:はなのき台地区において予想を上回る急激な児童数の増加が生じたため、吾妻小学校校舎を増築し、平成26年度から供用開始。(計画外)
  • 平成26年4月:滑河小学校、小御門小学校、名木小学校、高岡小学校の4校が統合。4校とも閉校し、新たに下総小学校が開校。また、下総小学校は下総中学校の敷地内に設置され、小中を合わせた九年間を通して、同じ指導方針のもと、連続した学びが実現できる小中一貫教育校「下総みどり学園」として開校。なお、下総みどり学園における小中一貫教育の詳細については、以下の「下総地区小中一貫教育について」をご確認ください。
  • 平成26年4月:東小学校と遠山小学校が統合(東小学校は閉校)。
  • 令和3年4月:大須賀小学校、桜田小学校、前林小学校、津富浦小学校、川上小学校の小学校5校、大栄中学校が閉校し、新たに義務教育学校「大栄みらい学園」として開校。なお、協議の経緯については、以下の「大栄地区小中一貫教育準備委員会」をご覧ください。

学校適正配置による児童生徒数の状況と今後の推移

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