産業・ビジネス
【国】キャッシュレス導入に利用できる主な支援策
本内容は各補助金の公表資料を元に作成しています。検討されるタイミングによっては、補助内容が変更になっていたり、補助金の受付が終了している場合等がありますので、最新情報は各補助金のホームページや問い合わせ先等にてご確認いただくようお願いいたします。
【中小企業庁】IT導入補助金
【補助目的】
中小企業・小規模事業者等の労働生産性の向上を目的として、業務効率化やDX等に向けたITツール(ソフトウェア、アプリ、サービス等)の導入を支援。
インボイス対応類型の場合
中小企業・小規模事業者が導入する会計ソフト・受発注ソフト・決済ソフトの一部を補助することで、インボイス制度に対応した企業間取引のデジタル化を推進することを目的。
【補助対象】
インボイス対応類型の場合
<
ソフトウェア(必須)>
インボイス制度に対応した、「会計」「受発注」「決済」の機能を有するソフトウェア
<
ハードウェア>
PC、タブレット、レジ、券売機等のうち、上記ソフトウェアの使用に資するもの
(例)キャッシュレス対応POSレジ、モバイルPOSレジ 等
【補助率】
インボイス対応類型の場合
<ソフトウェア>
(1)50万円以下の場合
申請主体により、補助対象経費の4分の3から5分の4以内
(2)50万円超から350万円以下の場合
3分の2以内
(50万円以下については4分の3、小規模事業者は5分の4)
<ハードウェア>
補助率2分の1以内
PC、タブレット等(10万円以下)
レジ、券売機等(20万円以下)
【申請主体・条件等】
中小企業・小規模事業者
- インボイス制度に対応した、「会計」「受発注」「決済」のうち1機能以上を有することが条件
- 50万円超から350万円以下の場合は、2機能以上を有することが条件
【中小企業庁】ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金
【補助目的】
生産性向上、持続的な賃上げに向けて、革新的な製品・サービスの開発や生産プロセス等の省力化に必要な設備投資等を支援する。
【補助対象】
機械装置・システム構築費
機械・装置、工具・器具の購入、制作、借用に要する経費
(例)新たなサービスの提供に必要なキャッシュレス対応機器等
【補助率】
申請主体により、補助率2分の1または3分の2(申請類型・要件により異なる)
【申請主体・条件等】
中小企業・小規模事業者
- 機械装置やシステム構築への投資が必須
- 事業計画の策定・実行等
【観光庁】ICT等を活用した観光地のインバウンド受入環境整備の高度化
【補助目的】
全国の観光地における個々の観光スポットや広域的な周遊に係る一体的な環境整備の取組等を支援することで、消費額の拡大や地方誘客の促進を図る。
【補助対象】
インバウンド受入環境整備高度化事業
訪日外国人旅行者の周遊の促進及び消費の拡大を図るため、受入環境整備の高度化を図る一体的な整備や観光施設等の受入環境整備を支援
(例) キャッシュレス決済環境(ストレスフリーな旅行環境の整備の一環)
【補助率】
補助対象経費の2分の1、又は3分の1以内
【申請主体・条件等】
地方公共団体、DMO(観光地域づくり法人)、民間事業者 等
【厚生労働省】中小企業最低賃金引上げ支援対策費補助金(業務改善助成金)
【補助目的】
事業場内の最低賃金(事業場内で最も低い時間給)を一定額以上引き上げるとともに、生産性向上に資する設備投資等を行った中小企業・小規模事業者に対し、その設備投資等に要した費用の一部を助成する。
【補助対象】
機器・設備の導入
生産性向上、労働能率の増進に資する設備投資等
(例) POSレジシステム導入による在庫管理の短縮
【補助率】
助成率 4分の3から10分の9
【申請主体・条件等】
中小企業・小規模事業者
- 事業場内最低賃金と地域別最低賃金の差額が50円以内であること
【経済産業省】チラシ
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