大栄みらい学園で植樹式を行いました
令和3年7月13日(火曜日)成田市立大栄みらい学園の校庭で、被爆樹木二世「アオギリ」の植樹式を行いました。
この植樹式の様子は、タブレット端末を通して各教室に中継され、映し出される画面を通して、全校児童生徒が式に参加しました。式では、市長や代表の児童生徒によって植えられた「アオギリ」の苗木を前に、生徒代表の菅澤さんから「戦争の悲惨さや平和について考えていきたい」というメッセージがありました。
被爆に耐えて現在も生き続ける広島の被爆樹木の苗木を大切に育て、その成長を見守ることで、平和と命の大切さについて考え、核兵器のない未来に向けて平和への思いをつないでいってくれることを願います。
アオギリ
このアオギリの親木は、1945年8月6日広島に投下された原子爆弾により、爆心地から1,300メートルの距離にある旧広島逓信局(広島市中区)の中庭で被爆しました。爆心地側の幹半分が原爆の熱線と爆風により焼けてえぐられましたが、焦土の中で青々と芽を吹き返し、市民に生きる勇気と希望を与えました。親木は1973年に平和記念公園に移植されています。今回植樹したアオギリ二世は、この親木の種から発芽したものです。