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更新日:2023年8月22日

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成田市個性を生かす教育推進事業とは

 成田市では、子どもたちの個性を伸長し、一人一人の子どもに応じたきめ細かな教育を行うため、市内の小中学校及び義務教育学校に市費採用の「学校サポート教員」を配置するとともに、子どもたちの心身の健康保持・増進のために、保健室運営の補助を行う「健康推進教員」を配置し、児童生徒の学校生活がより充実したものとなるよう取り組んでいます。

具体的な取り組み

学校サポート教員について

 1クラスに多くの児童生徒がいる教室では、担任の目がなかなか行き届かない、子どもたち個々の話を聞いてあげる時間がないという課題が生じやすくなります。そこで、学校サポート教員は担任を補助して個別指導をしたり、小グループに分かれて授業を行ったりします。授業プランは主として担任が立てるので、これから指導技術を身に付けたいという人でも安心して授業を行うことができます。
 令和5年度は、市内の小学校、中学校及び義務教育学校に36人の学校サポート教員を配置しています。
 このことにより、基本教科(算数・数学・英語)の一部において、ティームティーチングや少人数指導を実施したり、児童生徒の実態等に応じて、発展的な学習・補充的な学習を行ったりすることが可能となります。また、問題解決学習の場面や様々な体験学習を行う上でも、人的な支援・援助ができるため、より充実した児童生徒の活動を展開することができます。

健康推進教員について

 児童生徒の心と身体の健康の増進を図ることを目的として、市内の小中学校に養護教諭の資格を持つ健康推進教員を12人配置しています(令和5年度)。子どもたちの心身の健康に関する現代的課題がますます深刻化している中、様々な悩みを抱えて生活している児童生徒に対し、「心の居場所」としての保健室の機能をより高めていくことをねらいとして、児童生徒数の多い学校を中心に健康推進教員を配置し、心身両面からの支援をしています。
 
  • 小学校の授業の様子
 そのほかにも、給食や清掃指導など、学校生活の様々な場面において子どもたちをサポートします。子どもたちと遊んだり、悩み事を聞く相談役になったりすることも学校サポート教員と健康推進教員の大切な仕事です。

これから「先生」を目指す人、「先生」として再チャレンジしたい人に

 これから教職を目指す、意欲のある人を成田市が応援します。1年を通して1つの学校でじっくりと教育活動に取り組み、先輩教師から学びながら教員としての指導技術を身に付けることができます。補助的な立場なので、学級事務に追われるということがないため、教員採用選考に向けて学習時間が確保され、現場の先生方からもアドバイスを受けることができます。現場で経験を積みながら勉強したいという人には最適です。また、市で年間数回の研修会を開催しています。この研修会は横のつながりを作る場にもなっており、同じ学校サポート教員、健康推進教員同士で悩みを相談し合ったり、新たな気付きを得たりすることができます。今では、多くの学校サポート教員や健康推進教員の経験者が正規採用となり活躍しています。
 一度教職を離れたけれど「先生」として再チャレンジしたい、もう一度子どもたちと一緒に学びたいという人の力も必要としています。学校現場のことをよく分かっている先生方の存在は、現場においてとても心強いものです。また、若い先生が増えている昨今、ベテランの先生方が若い先生方の学級のサポートをしながら指導技術のノウハウを伝えたり、悩みを聞いてあげたりすることで、後進を育てることにもつながります。縁の下の力持ちとして今年度も多くの先生方が学校現場を支え、力を発揮しています。
このページに関するお問い合わせ先

教育部 学務課

所在地:〒286-8585 千葉県成田市花崎町760番地(市役所行政棟5階)

電話番号:0476-20-1581

ファクス番号:0476-24-4326

メールアドレス:gakumu@city.narita.chiba.jp