安全・安心
成田市産原木しいたけ(施設栽培)の放射性物質検査について
放射性物質検査について
千葉県では、原木しいたけの安全性を確認し、適正な流通に資するため、原木しいたけの放射性物質検査を実施しています。
令和6年産原木しいたけ(施設栽培)について、千葉県が放射性物質検査をしたところ、放射性セシウムは基準値以下であり、安全性が確認されました。
出荷・販売を目的に原木しいたけ(施設栽培)をされている皆様へ
原木しいたけ(施設栽培)1点の放射性物質のモニタリング検査をしたところ、放射性セシウムは基準値以下であり、出荷・販売等できるようになりましたが、千葉県より出荷・販売を行うすべての生産者の皆様に、自主検査をお願いすることとされております。このため、出荷・販売される前に自主検査にご協力いただき、基準値(100ベクレル/キログラム)以下であることを確認してから、販売するようお願いいたします。
なお、市では、東京電力株式会社福島第一原子力発電所の事故に関連して、平成24年より簡易型測定システムを整備して放射性物質の希望検査(簡易検査)を実施してまいりましたが、これまで基準値を超える数値が確認されていないことから、令和4年3月をもちまして検査を終了いたしました。
きのこ類を自家栽培されている皆様へ
自家消費用に栽培している原木しいたけなどのきのこ類の放射性物質に注意してください。
一般に、きのこ類は放射性物質を吸収しやすいと言われています。市内でも原木しいたけの検査で高い放射性物質の検出結果や、しいたけ原木(ほだ木)の検査においても国が定めた当面の指標値(50ベクレル/キログラム)を超える結果が出ています。
販売用に栽培されている原木しいたけなどは、検査も行われ、検査結果によっては出荷自粛やしいたけ原木(ほだ木)を処分するなど、適正に管理されておりますが、自家消費用に自宅の庭先などで栽培されている原木しいたけなどは、適正に管理されていないものもあると考えられることから、放射性物質による影響が懸念されます。自家消費用に栽培している原木しいたけなどのきのこ類については、適切に自主検査を行い安全性を確認のうえ、消費してください。
なお、市では、東京電力株式会社福島第一原子力発電所の事故に関連して、平成24年より簡易型測定システムを整備して放射性物質の希望検査(簡易検査)を実施してまいりましたが、これまで基準値を超える数値が確認されていないことから、令和4年3月をもちまして検査を終了いたしました。
成田市産しいたけ(露地栽培)及び乾しいたけの出荷・販売について
成田市産原木しいたけ(露地栽培)及び乾しいたけについては、千葉県より出荷自粛要請を受けています。
出荷・販売を行うためには、県の放射性物質検査等による安全性の確認が必要です。
くわしくは、「成田市産原木しいたけ(露地栽培)及び乾しいたけの出荷・販売について」をご覧ください。
成田市産しいたけ(施設栽培)の放射性物質検査結果について
令和6年産原木しいたけ(施設栽培)の放射性物質検査結果について
成田市産原木しいたけ(施設栽培)については、放射性物質が基準値以下でした。
単位:ベクレル/キログラム(注1)
令和6年産原木しいたけ(施設栽培)の放射性物質検査結果の表
採取日 |
品目 |
栽培状況 |
放射性セシウム134 |
放射性セシウム137 |
放射性セシウム134と137の合計(注2) |
令和6年12月10日 |
しいたけ |
施設栽培 |
検出せず
(0.899未満) |
検出せず
(0.851未満) |
検出せず
(1.8未満) |
(注1)ベクレル:放射能の強さを表す単位で、単位時間(1秒間)内に原子核が崩壊する数を表す。
(注2)放射性セシウムの合計は、セシウム134とセシウム137を合算して有効数字2桁に四捨五入したもの。(平成24年3月15日付け食安発0315第4号厚生労働省医薬品局食品安全部長通知)
分析機関
一般財団法人千葉県環境財団
基準値
一般食品 放射性セシウム:100ベクレル/キログラム