安全・安心
マイナンバーカードを活用した救急業務の実証事業を実施します
成田市消防本部では、救急隊が傷病者のマイナンバーカードを活用して、必要な情報を入手し、救急活動の円滑化・迅速化を図るシステム構築に向けた実証事業を8月23日(金曜日)から実施しますので、ご理解とご協力をお願いいたします。
本事業にご協力いただくため、マイナンバーカードの携帯をお願いします。
ポスター
概要
救急隊は、傷病者等の同意を得た上で、傷病者のマイナンバーカードをカードリーダーにかざし、オンラインシステムに接続します。医療機関の選定に必要な情報を専用のタブレット端末で閲覧し、取得した情報を基に適切な医療機関を選定します。
なお、「意識がない」などで本人の同意が得られない場合でも、状況によっては情報を閲覧する場合があります。
期待される効果
119番通報で駆けつけた救急隊員は、搬送されるご本人のお名前や生年月日等の基本的な情報のほか、かかりつけの病院やこれまで服用しているお薬などの様々な情報の聞き取りを行っています。
これらの情報は、搬送する病院の決定や救急車内での応急処置、病院到着後にすぐに治療を始めるための準備などに役立てられており、ご本人の命を守るために欠かせない情報となっております。
一方で、病気や怪我で苦しむご本人や、気が動転しているご家族の方から、これらの情報を正確にお伝えいただくことは、場合によっては困難なこともあります。
マイナンバーカードを活用することにより、ご本人や付き添われるご家族の方のご負担を軽くするとともに、救急隊が診療や薬剤などの情報を確認し、病院と連携することにより、救急業務の更なる迅速化などに役立つことが期待されています。
実施救急隊
成田市消防本部全救急隊 (8隊)
実施期間
令和6年8月23日(金曜日)から約2か月間
(注意)実施期間は、状況により変更となる可能性があります。
そのほか
くわしい内容については、総務省消防庁特設サイトにて、ご確認下さい。