令和7年6月25日(水曜日)に、市内有機農業者の取組を「田畑から未来の成田をつくる会」の会員で視察しました。自分のほ場以外は行ったことがないし、ほかの人がどんな栽培をしているのか知りたいとの意見により実施しました。個人や団体が独自で作り出した有機農法について知ることは、今後の取組にも役立つ貴重な時間になったことと思います。
堀越一仁さんのほ場
先代からの有機農業を引き継いで、成田地区で有機野菜を作っている堀越さん。独自の堆肥で土づくりをしたほ場で、主にさつまいもや人参、落花生、大根、小松菜などを栽培しています。成田市で学校給食に有機野菜をとり入れた先駆者です。
菅澤繁樹さんのほ場
大栄地区で主に、小松菜やほうれん草、ベビーリーフなどの野菜をハウス栽培している菅澤さん。自家製のぼかし肥料や堆肥にこだわり、土づくりを大切に野菜づくりをしています。
高柳功さんのほ場
大栄地区で古くから有機農業に取り組んでいる高柳さん。主に、米、ニンジン、じゃが芋、ミニトマト、キュウリなど多品目の栽培をしています。「食は命」をモットーに、人と環境にやさしい農業については絶対に妥協しません。令和6年度の学校給食で2週間、地元の学校に有機米を初めて導入しました。
根本博示さんのほ場
下総地区で、納豆菌と乳酸菌を使用した稲作で、雑草の生えない田んぼづくりを目指している根本さん。理想のかたちになるまでに5年かかるという実証ほ場はとても興味深かったです。また、下総高校の生徒さんと一緒に「しもっこそば」と名付けた蕎麦を栽培しています。残念ながら、今回は蕎麦の栽培を見ることができませんでした。