産業・ビジネス
トマト・ミニトマトを栽培される皆さまへ
トマト黄化葉巻病の発生にご注意ください
県内のトマト・ミニトマトにおいて、害虫「コナジラミ」によって媒介されるトマト黄化葉巻病等の発生が続いています。感染株を放置すると、害虫によって病原ウイルスが媒介され、販売目的のトマト生産者の生産量が大幅に減少してしまうが恐れがあり、看過できない状況です。
現在、販売を目的として栽培している生産者は防除対策を講じておりますが、トマト黄化葉巻病による被害の発生は続いており、コナジラミおよび関連ウイルス病害は、販売用に限らず、家庭菜園のトマト・ミニトマトでも発生する可能性があるため、害虫の発生を抑えることが最重要となります。
トマト黄化葉巻病とは
本病はタバココナジラミが媒介するウイルスによって発生する病気で、初めに上位葉が黄化して葉巻症状となり、やがて葉脈間が黄化して葉が縮みます。さらに病勢が進むと、頂部が黄化委縮し、開花してもほとんど結実しなくなります。
トマト・ミニトマト生産者の皆さまへのお願い
販売目的、家庭菜園に関わらず、トマト・ミニトマト生産者の皆様におかれましては、コナジラミ類の発生にご注意いただくとともに、トマト黄化葉巻病の感染株や発病が疑われた場合については、見つけ次第抜き取り、ビニール袋等に入れ密閉して枯死させてから適切に処分していただきますようお願いいたします。
本件に関する連絡先
千葉県農林水産部環境農業推進課 電話:043-223-2888
県ホームページ