事務事業については、これまでも最小の経費で最大の効果を挙げるよう継続的に見直しを図ってきたところであるが、景気の低迷等による財政的制約の拡大や国・県からの権限委譲による事務等の拡大、更に高度化・多様化する市民ニーズに的確に対応した事務事業を執行するため、事務事業評価システム等を活用し、引き続き積極的な見直しを図る。
地方分権の推進により求められる政策形成機能の向上や、新たな行政課題及び多様な市民ニーズに即応できるための効率的・機能的な行政組織づくりに努める。
地方分権の推進による事務量の増加や新たな行政需要についても簡素で効率的な行政システムの考え方のもとに、事務事業の見直し、組織・機構の簡素合理化、情報化等を積極的に進め、また、職員の配置転換等を実施しながら定員の適正化に努める。
職員の給与については国、県及びその他の地方公共団体等の状況を考慮しながら、常にその適正化に努める。
多様化・高度化する市民ニーズの変化に柔軟かつ的確に対応できる創造性豊かで高い見識と専門性を持ち、また、地方分権の担い手として政策形成能力等を有する意欲ある人材を育成するため、「人材育成に関する基本方針」に基づき引き続き効果的な研修を実施していく。
近年飛躍的に進歩している情報通信技術（IT）を活用し、行政事務全般の簡素・効率化を図るとともに、電子市役所を目指した取組みを行う。
限られた財源の中で多様化する市民のニーズに応え、公正かつ健全な自治体運営を堅持していくためには、より効率的な財政運営が求められる。そのため事務事業の執行及び日常業務の遂行にあたっては常にコスト意識を持ち、経費の節減合理化に努めるとともに市税等財源の安定確保に努める。
わかりやすい事務手続きへの改善、迅速で利用しやすい窓口体制の整備等、市民の視点に立ったサービスの提供に努める。また、情報通信技術（IT）の進展による情報化の恩恵を市民が受けやすくなるよう、情報化施策への取組みを図る。
市民の価値観の多様化やライフスタイルの変化を踏まえ、公共施設の利用方法や利用時間等を見直すとともに施設の機能・運営方法などを検討し、利便性の向上や管理運営の効率化等、弾力的な運営を図る。
市民ニーズや市民の視点を各種施策に的確に反映させ、豊かな地域社会を形成するため、市政運営への市民参加を促進し、市民と協働してまちづくりを進めるパートナーシップ型の行政運営を図る。
市民からの信頼をより一層確立するため、行政運営における公正の確保及び市政等に係る情報の提供に引き続き積極的に努める。
外郭団体においても市の行政改革に準じ、市民サービスの向上や財政の健全化に向けた取組みを行う。
広域的に企画、調整または処理することが適当な施策については、関係市町村との連携強化を図りながら積極的に推進する。
総務部 行政管理課
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