成田市内の農地土壌の放射性物質簡易測定結果（平成29年）

　市内を5キロメートル×5キロメートルの13区域に区分し、それぞれの区域から水田、畑各1地点をピックアップし、測定を行います。
　今回は、水田・畑土壌ともに、昨年及び一昨年と同地点はすべて測定を行いました。
　農地土壌における、放射性物質の基準値は設定されておりませんが、市内農地土壌の放射性物質濃度の分布の目安とするために公表するものです。
　なお、平成28年産の農産物等の検査では、基準値を超える放射性物質は検出されておりません。

市内水田土壌：12地点
市内畑土壌：13地点

平成29年1月12日から1月25日

市内農家の協力を得て市が調査ほ場の選定、土壌採取を行い、NaI（Tl）シンチレーションスペクトロメータにより測定

名称：食品放射能測定システム
メーカー：日立アロカメディカル株式会社
型式：CAN-OSP-NAI φ2×2型NaI（Tl）検出器

「緊急時における食品の放射能測定マニュアル」（厚生労働省）、「NaI（Tl）シンチレーションスペクトロメータ機器分析法」（文部科学省）に準拠

単位：ベクレル/キログラム（注1）

水田土壌の放射性物質簡易測定結果の表

地点	セシウム134	誤差（注2）	セシウム137	誤差	合計（注3）	誤差
地点1（高岡）	11.4	±4.84	73.7	±15.2	85.1	±15.9
地点2（野馬込）	8.17	±3.57	66.8	±13.1	74.9	±13.5
地点3（北羽鳥）	15.5	±4.45	100.0	±19.1	116.0	±19.6
地点4（西大須賀）	検出せず（注4） 6.76未満	－	71.1	±13.7	71.1	±13.7
地点5（芝）	5.57	±4.97	63.1	±12.4	68.7	±13.4
地点6（横山）	7.91	±5.09	59.1	±11.7	67.0	±12.8
地点7（北須賀）	検出せず 7.67未満	－	68.6	±13.5	68.6	±13.5
地点8（新妻）	19.2	±6.95	123.0	±23.1	142.0	±24.1
地点9（新田）	検出せず 7.56未満	－	70.0	±13.8	70.0	±13.8
地点10（一坪田）	検出せず 7.05未満	－	69.8	±13.6	69.8	±13.6
地点11（台方）	10.4	±3.70	52.6	±10.7	63.0	±11.3
地点12（畑ヶ田）	検出せず 6.70未満	－	60.2	±11.9	60.2	±11.9

（注1）ベクレルとは、放射能の強さを表す単位で、単位時間（1秒間）に原子核が崩壊する数を表す。
（注2）誤差は3σ（範囲内の確立が99.7％を表わす。）
（注3）放射性セシウムの合計は、セシウム134とセシウム137を合算して有効数字2桁に四捨五入したもの。
（注4）「検出せず」とは、検出限界地未満であることを示す。検体の測定時における検出限界値は下段の数字。
 
（注意）地点13の区域には水田がないため、水田土壌は12地点を測定した。

単位：ベクレル/キログラム（注1）

畑土壌の放射性物質簡易測定結果の表

地点	セシウム134	誤差（注2）	セシウム137	誤差	合計（注3）	誤差
地点1（高岡）	検出せず（注4） 8.03未満	－	46.8	±9.80	46.8	±9.80
地点2（名木）	検出せず 12.4未満	－	32.0	±7.27	32.0	±7.27
地点3（竜台）	16.3	±4.51	92.8	±17.7	109.0	±18.2
地点4（名古屋）	8.62	±5.88	70.8	±14.0	79.4	±15.2
地点5（芝）	6.37	±5.54	46.8	±9.77	53.2	±11.2
地点6（横山）	検出せず 12.1未満	－	43.9	±9.14	43.9	±9.14
地点7（大竹）	6.7	±3.24	55.9	±11.1	62.6	±11.6
地点8（新妻）	15.8	±4.84	146.0	±27.2	161.0	±27.6
地点9（吉岡）	検出せず 12.8未満	－	57.3	±11.5	57.3.	±11.5
地点10（一坪田）	10.1	±5.38	75.2	±14.6	85.4	±15.5
地点11（台方）	検出せず 12.7未満	－	37.9	±8.21	37.9	±8.21
地点12（大清水）	検出せず 13.1未満	－	46.2	±9.64	46.2	±9.64
地点13（南三里塚）	検出せず 11.1未満	－	32.7	±7.10	32.7	±7.10

（注1）ベクレルとは、放射能の強さを表す単位で、単位時間（1秒間）に原子核が崩壊する数を表す。
（注2）誤差は3σ（範囲内の確立が99.7％を表わす。）
（注3）放射性セシウムの合計は、セシウム134とセシウム137を合算して有効数字2桁に四捨五入したもの。
（注4）「検出せず」とは、検出限界地未満であることを示す。検体の測定時における検出限界値は下段の数字。