「平和首長会議」への加盟
成田市は、平成21年3月2日付で、「核兵器廃絶に向けての都市連携推進計画」に賛同する世界各国の都市で構成された団体「平和首長会議」(会長:広島市長)に加盟しました。
非核平和宣言都市として、世界の恒久平和実現のため、今後も平和啓発活動を推進していきます。
「平和首長会議」とは
1945年8月、広島・長崎に投下された原子爆弾により、数多くの尊い命が奪われました。このような悲劇が二度と地球上で繰り返されることのないよう、核兵器のない平和な世界の実現を目的に、同趣旨に賛同する世界の市長が連帯する組織が、「平和首長会議」です。
同会議では、2020年までに核兵器廃絶を目指す行動計画「2020ビジョン(核兵器廃絶のための緊急行動)」を打ち出し、核兵器廃絶に向け各国政府等が遵守すべきプロセスなどを定めた「ヒロシマ・ナガサキ議定書」を発表、2010年の「NPT(核不拡散条約)再検討会議」での採択に向け、賛同署名活動等をおこなってきました。
成田市も、加盟と同時に、「ヒロシマ・ナガサキ議定書」に賛同する署名をしています。
(注意)
- 平成21年(2009年)の成田市の加盟当時は「平和市長会議」という名称でしたが、2013年8月6日に「平和首長会議」に名称変更しました。
- 2020ビジョンは、2020年末をもって終了しました。
持続可能な世界に向けた平和的な変革のためのビジョン
平和首長会議では、2020ビジョンに続く新たなビジョンとして、核兵器を廃絶し、人類の共存が持続可能となることにより、あらゆる人が永続的に平和を享受できる世界、すなわち「世界恒久平和」を実現するため、市民が連帯する都市を創造するとの観点から、「持続可能な世界に向けた平和的な変革のためのビジョン 都市による軍縮と人類共通の安全保障に向けた平和構築」を2021年7月に策定しました。現在はこのビジョンに基づき、核兵器廃絶に向けた様々な活動を展開しています。
関連リンク