【現在のページ】 ホーム > 観光情報 > 人名録 > 桐下駄・岩館傳さん
*千葉県指定伝統工芸保持者
桐はごまかせません 履き物といえば、下駄。そんな時代には、成田の街中だけで、八軒の下駄屋さんがあったとか。たとえ洋服を着ていても、下駄で歩くのは何でもなかったそうです。今、手作業で作られる下駄は、ほとんどが高級品。なかでも、成田山新勝寺や宗吾霊堂に納められる「堂島」と呼ばれる下駄は、寺台に住む岩館傳さんしか、作れる人がいません。裏仕上げから表仕上げと、入念に仕上げられた桐の下駄は、木目が美しく、また材質も柔らかいので、履いていてイヤな振動が頭へ響きません。「カンナをあまり研がないで使っていても、堅い木なら、ごまかしが効く。けれど、桐は削り跡の光沢が目に見えて落ちてきて、一目瞭然。横着しては、いいツヤが出てくれません」同じ桐でも、タンスと違い、飾っておけないのが残念なことです。
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