家具や電化製品、照明器具などは、地震によって転倒や落下の恐れがあります。できれば壁などへ固定したり落下防止策を講じておきたいものです。また、高いところへ物を置かない、窓ガラスなどの中を総点検し、安全対策を施しましょう。
建物の構造、地盤の強弱や周囲の地形などから、地震による被害を想定しておくことも大切です。とくにがけ崩れなどに見舞われる恐れがある場所では、日頃から十分な避難準備などを地域ぐるみで講じておくことが重要です。
地震時の家族の役割分担や避難場所の確認など防災についての事前の話し合いが家族の安全を確保します。また、自主防災組織など地域ぐるみでの行動が、被害を最小限にし、復旧活動もスムーズにします。
非常持ち出し品・備蓄品チェックリストや下記を参考に、必要なものを備えておきましょう。
(持出品を多くしすぎると避難時に支障が生じます。男性では15キログラム、女性では10キログラムを目安にしましょう。)
【貴重品】
現金(公衆電話の利用に10円硬貨をいれておく)・預貯金通帳・印鑑・健康保険証・免許証・権利証書など
【救急医薬品】
絆創膏・傷薬・包帯・風邪薬・胃腸薬・鎮痛剤など
【非常食】
乾パン・缶詰(火を通さずに食べられるもの)・ミネラルウォーター・ラップ・缶切り・栓抜き・紙皿・紙コップ・水筒など
【衣類】
下着・上着・タオル・毛布・紙おむつ・生理用品など
【その他】
懐中電灯・携帯ラジオ・予備電池・マッチ・ライター・ビニールシート・ポリ袋など
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